2011年02月14日

スペイン紀行総集編:マジョルカ


スペイン紀行総集編「マジョルカ」のスライド・ショーです

フルスクリーンでご覧下さい
ブログとは違った風景が見えると思います。


音楽が流れるので音量は予め調節してくださいね。







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2011年02月03日

スペイン紀行総集編 「黒いマリア」



スペイン紀行総集編
黒いマリアのモンサラットです





どうぞ画面をクリックして大きい画面で見て下さいね



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2010年12月30日

スペイン紀行'10[105]:バルセロナ(50) 夜のサグラダ・ファミリア -最終回-


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ライトアップされたサグラダ・ファミリア

ガウディは生前十二使徒を表す尖塔と聖母マリアを表す塔から
バルセロナ一帯に鐘の音が鳴り響くようにと
設計に苦心したそうです

その彼がまさかこのように完成前に
こんな風に
ライトアップされるとは想像していたでしょうか

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この日は何かの救済イベントが開かれていたようで
塔の下の広場では仮設ステージが置かれ
ジャズのライブ演奏が

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夜の帳の中
ライトアップされた彫刻群が浮かび上がります
イエスの生涯を描いた無数の彫刻群


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(photo by Ricoh GX100)

お隣の公演のお池に映り込んだ
サグラダ・ファミリア
こちらを訪問すること三回目で
この池の存在を知りました(苦笑)

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(Photo by GX100)

虚と実
ガウディが神に惹かれて
神と一体化するために生涯を捧げたこの教会

若い時代は無神論者であった彼



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夜も更けて人もいなくなったカフェテリア
また再会を心に約して







長々とイタリア・フランス・スペインと回ったこのシリーズも
最終回となりました
今まで熱心にご覧戴いた皆様に感謝です

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来年も幸多き年でありますよう
お祈り申し上げます

ではまた来年お会いしましょう
よき年越しをお迎え下さい






ーこのシリーズおしまいー
Photo by DMCーGF1



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スペイン紀行'10[104]:バルセロナ(49) モデルニスモの華「カタルーニャ音楽堂」A


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ファサードを飾る彫刻
一番前列に飾られているのは自由の女神?


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このと柱の様式を見るとギリシャ建築のオマージュかしら
それにしても柱の表面のタイル模様が
全部違うという芸の細かさに
びっくり

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こちらの内部はとっても素晴らしいのですが
残念ながら内部見学は完全予約制
表からこっそり見るしかありません


レストランのようですが

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正面玄関からのぞいたところ
玄関ホールから階段を登って
二階が観客席に繋がっているようです

それにしても
階段と天井のRのつけ方の取り合いなぞは
建築設計の妙をこれぞと見せてくれています

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いま撮ってきた写真を改めて見ても
うっとりです



800px-Palau_de_la_Musica_Catalana_-_interior_1.jpg
(ウイキペディアからお借りしました)
768px-Palau_de_la_Musica_Catalana_-_interior_2.jpg
(ウイキペディアからお借りしました)

演奏会場の写真はウイキからお借りしてますが
この豪華さはびっくりです
このシャンデリアは一体どうなっているんでしょうね(苦笑)
もしかしたらステンドグラス!?

この演奏会場で聞く音楽って
きっとまた一味違った音色を奏でてくれるんでしょうね



ー続くー
Photo by DMC−GF1


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スペイン紀行'10[103]:バルセロナ(48) モデルニスモの華「カタルーニャ音楽堂」@


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今年のバルセロナ訪問で最初にご紹介した
サン・パウ病院を設計したドメネク・モンタネールの最高傑作
カタルーニャ音楽堂です

スペインのルネッサンス「モデルニスモ」建築の
最高傑作と言われ
ガウディ作品群と先のサン・パウ病院と併せ
世界遺産に指定されています

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こちらはチケット売り場
細かい小口タイルで装飾された柱
色遣いが見事です

大理石建築はやはりイタリアが素晴らしいですが
タイルはスペインがNo.1かなぁ
まさにカタルーニャ建築の粋
アラブ文化とスペイン文化の融合の傑作です


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外壁に張り巡らされた彫刻群の美しさ
豪華絢爛とはこのことですね

門柱の彫刻の下部に見える
黒い見切りタイルなんてちょっとドキッとしちゃいます




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これって劇場というより
まるでお城
一昨年ご紹介したスペイン各地のお城の建築を思い出させます

448px-Plau_de_musica.jpg
(ウイキペディアからお借りしました)

この日は早朝の見学でしたが
夜になるとこのようにライトアップされるようです
明るいところでは気づきませんでしたが
上の写真のようにバルコンの軒裏まで見事な装飾が



モンタネールとモデルニスモについては
こちらを参照してくださいね



ー続くー
Photo by DMC−GF1



posted by belage at 09:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スペイン紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月28日

スペイン紀行'10[102]:バルセロナ(47) スペインのイタリアン


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バールで軽く飲んだ後
ホテルに帰る途中
このままじゃ腹減って眠れません
ということでこちらのお店に

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バルセロナは今グルメ・ブームにあるようで
ミシュランの星が確かフランス・日本に次いで多い国
そのほとんどは此処バルセロナにあります

勿論ボク等のような貧乏旅行者にはミシュランのお店は
関係無いでありますが
そんな評価を得ているだけあって
所謂外国料理もかなり美味しい店が多いと思います

伝統的にアラブ料理もかなりいけますが
他ではその一つがイタリアン
という訳で簡単な食事をということで
このお店に

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イケメンの可愛いボーイさんに奥様もにっこり
ワインをうまそうに飲んでましたよ(笑)

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頼んだのはこれ
ラザニアですが
これが滅法うまかった!
イタリアで食べたモノより良かったかも


習いたてのスペイン語でちょっとナウい言い方で
うまかったぜぃ」とボクが最後に決めた積もりであったのですが
何故かこの兄ちゃんの爆笑を買って
あれっ
なんかまたアホやっちまったかと理由を聞いたら

どうもボクのスペイン語は「おねぇ言葉」であったような
スペイン語は女性と男性で使う言葉の語尾が変化します
ボクは女性の活用をそのまま覚えていたようで


狭いお店の中にいた客とお店の人も
ボクとこの兄ちゃんの会話を盗み聴きして全員大笑い

いやぁ
習いたてとは言え
とんだ赤っ恥でありました(汗



ー続くー
Photo by DMC-GF1




posted by belage at 17:32| 東京 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | スペイン紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月23日

スペイン紀行'10[101]:バルセロナ(46):夜のカーサ・バトリヨ


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(f=1.7 S=1/25 ISO=400 EV=0)

中央のライトアップされてひときわ
輝いている建物がカーサ・バトリヨです

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(f=1.7 S=1/30 ISO=160 EV=0)

昼見るのとは違い
表面に貼られたタイルもモノトーンになって
あの地中海のイメージとはまた違う表情が

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(f=1.7 S=1/30 ISO=160 EV=0)

昼間の太陽の光の下のファサード
素敵ですが

夜の姿もなんともエレガントであります


ー続くー
Photo by DMC-GF1



posted by belage at 16:52| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | スペイン紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月21日

スペイン紀行'10[100]:バルセロナ(45) 夜のカーサ・ミラ


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バールで一杯引っ掛けて
ホテルに帰りがてら
夜のガウディ作品を見物

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モンセラットの奇岩をモチーフにしたと言われる
カーサ・ミラ

ライトアップされたファサードは
地中海の海を思わせる優しい姿に

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こちらはシャネルが入っているビル
アールデコ調のファサードが
やはりライトアップの映えています

こちらもきっと有名な建築家のものなのでしょうが
残念ながら手許に資料がありません
バルコニーの軒裏の彫刻が印象的
今の建築ではとてもここまで出来ないでしょうね


ー続くー
Photo by DMC-GF1



posted by belage at 17:39| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | スペイン紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月20日

スペイン紀行'10[98]:バルセロナ(43) モデルニスモの集合住宅



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Bar Mutの近くにあったこの美しい建物
ガウディが活躍した時代
スペインのルネッサンス
モデルニスモという
芸術運動華やかなりし時代の傑作の一つです

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ペイズリー柄に似たこの装飾
恐らくタイルでなされたものだと思いますが
配色と言いデザインといい
素晴らしい感性です

ファッション・デザイナーが見たら垂涎モノじゃないでしょうか

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下層階は店舗が入ってますが
この一階部分のデザインはガウディ作品にも
通じるところがあります

モデルニスモにおける建築デザインは
バルセロナがあるカタルーニャ地方の伝統建築様式を
見直すことから始まっていますが
その代表例と言ってもよいでしょう

残念ながら
この素敵な建物の名前を失念してしまいました
また設計者の名前も何処かに紛失
旅から持って帰った膨大な資料のどこかにあると思いますが
また出てきたら改めてご紹介したいと思いますので
悪しからず


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ビルの前には日本と同様「力車」が(笑)
エコブームで最近はこの姿を世界中でよく見ますね



ー続くー
Photo by DMC-GF1

posted by belage at 17:46| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | スペイン紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月16日

スペイン紀行'10[99]:バルセロナ(44) 「高級バールにて」


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カーサ・ミラから徒歩で十数分の処
この辺りは東京で言うと丸ノ内という感じでしょうか

旅行案内書で紹介された
ちょっと高級なバール(立ち飲み居酒屋)へお邪魔

スペインのバール(Bar)は居酒屋と言うと
ちょっと語弊があるようで
スペイン人の社交場
朝昼晩とワイン片手に近所の人がワイワイと
お酒のアテは勿論ちゃんとした食事も出来るという
日本人好みのお店で国中至るところにあります

よって
この国では日本のようにファースト・フードは
余りポピュラーではありません

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この高級バールの名前は
「Bar Mut(バル・ムット)」

入ったのは夕方6時過ぎですがもう満杯状態
お店の人に聞いたら全部予約で埋まっていると
諦めて帰ろうとしたら
カウンターでいいかと聞かれ
「勿論!!」

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メニュー看板のタパス(酒のアテ)
結構いい値段です(普通の人にはフツーの値段かも 苦笑)

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女性同士で仕事帰りでしょうか

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まずビールを頼んで
この突き出しのオリーブがまたうまい!
日本に来ると防腐剤の影響でしょうか
地元で食べるとこんなにうまいのかと
いつもびっくりしちゃいます
(大体しょっぱくないし 味がまろやかで深い)

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頼んだタパスがこれ
まるで懐石料理みたいに
フランスパンの上にトマトソースを載っけたのと
何とフォアグラのソテーを載せたのが
まるで日本の懐石料理みたい
器がかなりいいです(びっくり!)
器に散らばっているのは岩塩

ううっ
とっても旨いけど量が少ない(爆)

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いいですねぇ
若い女性に囲まれて黒二点

なんやら昔を思い出しましたが
スペインのビジネスマンも日本と同様
就業後のノミュニケーションは大事な日課
最近の日本はこういう良き習慣が随分と薄れたようですが

え〜と
突然現実に戻って
この量では上品すぎてボク等の胃袋では持ちません
ということで河岸を変えることに(爆)



ー続くー
Photo by DMC-GF1





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スペイン紀行'10[97]:バルセロナ(42) カーサ・ミラH


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再びカーサ・ミラの一階ピロティ部分に
この建物の1・2階は店舗になっています

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天井と柱の接続部分の処理が素敵です
それと壁から天上へのペインティングの
なんと玄妙なことか

やはりこのイメージは地中海の海の中でしょうか

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この照明のデザインもいいですねぇ

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店舗はアクセサリーやらブティックのお店が
もう閉館まじかで観光客もおりませんが
普段は人が一杯

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ピロティの床

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上を見上げると


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正面玄関のガウディらしい門扉を
暫く眺めてカーサ・ミラにさようならをして


ー続くー
Photo by DMC-GF1
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2010年11月14日

スペイン紀行'10[96]:バルセロナ(41) カーサ・ミラG


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カーサ・ミラから見える景色をご紹介
ところで
カーサ(Casa)とは日本語で「家」「邸」という意味
ミラ家のおうちとなります
カーザという表音を使っている案内書もあります

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バルセロナの街並みも結構稠密です

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この辺りは19世紀初頭に区画整理がなされ
それがそのまま残されて
植物も地中海気候のせいか
南国系のものが多いです

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スペインの女子高生でしょうか
何を話しているんでしょう

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パラペットの立ち上がり
外に向かって傾斜しているので
ちょっと怖い感じがします
雨を内側に来させない配慮なんでしょうね

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バルセロナの新名所
ロケットのようなオフィスビル
アグバール・タワーAgbar Towerです

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そしてサグラダ・ファミリアが


ー続くー
Photo by DMC-GF1






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2010年11月13日

スペイン紀行'10[95]:バルセロナ(40) カーサ・ミラF


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この写真を見ると如何にこの建物の屋上の
高低差があるかお分かりになると思います

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屋上にの階段にもタイルが敷き詰められて
防水工事も大変であったろうと想像されます


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大勢の見学者が次から次へと
老いも若きも何故かこの屋上に来ると
皆ニコニコ顔で

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下を覗き込むとちょっと頭がクラクラ
手摺が低いので怖いです

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この小さな小窓が開いている部分が
前にご紹介した屋根裏部屋
ガウディ博物館になっています


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パラペットの立ち上がりも日本の感覚から言うと
ちょっと低い感じで
やはり雨降りの日にはスリップしたら
ちょっと危ないですね

前回訪問時は雨で屋上閉館という理由が
よく分かりました


ー続くー
DMC-GF1
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2010年11月11日

スペイン紀行'10[94]:バルセロナ(39) カーサ・ミラE


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はい
お待たせしました(笑)

カーサ・ミラの屋上です
一昨年こちらに来たときは前日降った雨のため
危険という理由で入場出来ませんでした
日本ではまず考えられない措置であり面妖なと
訝しがったものですが

実際に登ってみて分かりました

これ雨に濡れた道を滑ったら・・・

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このスター・ウォーズの戦士みたいに見えたり
アフリカのお面みたいに見えているのは
何とこのビルの給排気塔

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塔の天辺にはこんな風に緑の破砕タイルを施したり
普通の設計ではまずやらない気配りが

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この屋上結構高低差があって
全部を歩き回ると結構な運動量が

一瞬ミニ・ディズニーランドにいるような錯覚がします
歩いていると角々からにゅっと
スターウォーズの戦士の顔が出てきたりして
結構楽しく飽きません(笑)

世界ひろしと言えども
建物屋上でこんな楽しい屋上って
ないんじゃないでしょうか




ー続くー
Photo by DMC-GF1

posted by belage at 11:50| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | スペイン紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月10日

スペイン紀行'10[93]:バルセロナ(38) カーサ・ミラD


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こちらが何と屋根裏部屋です!
屋根裏と言ってもこんなに階高が高い立派な部屋
当初の設計では何に使われていたんでしょう
ちょっと想像が付きかねます

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階高は徐々に変化をして低いところでも圧迫感はありません
ボク等がイメージするような屋根裏部屋とは違って
十分ボール・ルームとして活用出来そう
今東京でバブル時代のディスコ復活なんていう
ニュースを見聞きしますが
そんなことに利用したらピッタシ!

尤も現在も住居として利用されているので住民から
即クレームが出るのは必定でしょうけど

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現在の利用はガウディ・ミュージアムになっていました
ボク等が今いるのは模型で
最上階の小窓が沢山ある部分

モンセラットの山脈(やまなみ)を意識していることが
この模型を見るとよく分かります


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住居階を歩いていた限りではわからなかったのですが
この建物の主要構造がアーチであったことに
この最上階に来て初めて分かりました

この建築手法は凄いですね


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彼は沢山の錘を吊るして鎖をこんな風なカタチにして
逆円錐形断面の構造を研究していたそうです
これは後に
あのサクラダ・ファミリアの設計手法に繋がって行きます

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ここにもガウディ作の椅子が多数陳列されていました

それにしてもこの空間
教会建築ではよく見ますが
まさか普通の住宅建築にこんな立派なアーチ構造を使うとは
この住宅部の内装に余り金をかけていない
理由がここまで登ってきてやっと分かりました(笑)

ホントにとんでもない人でありました
ガウディは(笑)


ー続くー
Photo by DMC-GF1


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2010年11月08日

スペイン紀行'10[93]:バルセロナ(38) カーサ・ミラD


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上階のバルコニーから見た町並みです
ここから見る風景は街区は19世紀初頭と
ほとんど変わらないようですが
外壁等はかなり近代的な改装が
加えられているようです

モダンなデザインが数多く、見られます

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バルコニーの手摺を角度を変えて撮ってみました
流石ガウディの作品
恐らく植物の葉を模したものでしょう

ガウディの面目躍如というところです

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屋上部分ですが
窓が付いている雲形の部分は屋根裏部屋のように
なっています

これがすごいのは屋根裏部屋の高さが連続して
変わっていることです
これはものすごい構造になっているのですけど
次回にその辺をご紹介します



ー続くー
Photo by DMC-GF1




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2010年11月07日

スペイン紀行'10[92]:バルセロナ(37) カーサ・ミラC


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浴室です
現代でも充分通用する内容です
びっくりしたのは19世紀初頭にもう
瞬間湯沸器があったんだ!
これは電気かなぁ

日本のようなフルサイズのバスタブだと
家族四人が毎日シャワーという訳にもいかないでしょうね

海外で生活すると日本のお風呂がとっても
有り難く感じます
一流ホテルでもハーフバスだと湯に浸かった感じがしないし
ちょっとグレード落とすとバスなんてないし

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ベッドルーム
意外と質素なベッドです
でもベッドとサイドテーブルのデザインが統一されて
上品な感じがしますね

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窓枠にはポルトガルの代表的建築様式
マニュエル様式の面影が
例のねじりん棒スタイルです

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リビング・ルームとダイニング・ルーム
ガウディ作品としては
かなり抑え気味のデザインという感があります
前のカーサ・パトリヨがかなり贅を凝らしてましたから
そう見えるということもありますが



ー続くー
Photo by DMC-GF1




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2010年11月06日

スペイン紀行'10[91]:バルセロナ(36) カーサ・ミラB


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このビルも室内の一部が公開されています
内装は前にご紹介したカーサ・パトリヨと比較すると
かなり簡素な感じがします

扉はガウディらしく同じ窓のカタチが
繰り返されることはありません

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窓も直線を極力排して
「自然に直線はない」という彼の理論がここにも

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こちらはこの建物が完成した頃のポスターでしょうか
ボクがわかるのは「MAGGI」の広告

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鉄製の帽子掛け(?)
考えてみればガウディの処女作品はパリ万博に
出品された鉄製の手袋のショーケースでありました
そういう意味からもこういう金属加工品は
彼の得意分野ですよね

P1080329.JPG

この照明は彼の時代のものかなぁ
ちょっと疑問がありますが
現代の日本の普及品にもこういうカタチは
結構ありますね



ー続くー
Photo by DMC-GF1


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2010年11月05日

スペイン紀行'10[90]:バルセロナ(35) カーサ・ミラA


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カーサ・ミラの正面玄関です
映り込みのように見えますが素通しですので
建物エンタランスホールが見えています

ガウディお得意の鉄製の門扉
このデザインはあのモンセラットの岩肌をイメージ
したものでありましょう


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入口を入った天井
彩色が施されていて
これは地中海のイメージかなぁ


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P1080311.JPG

建物は伝統的な中庭を配したカタチで
この建物も現役の賃貸住宅
1・2階部分は店舗が入っています


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この前にご紹介したカーサ・パトリヨに比べると
ボクの勝手な想像ですが
建築費がかなり抑えられていた感じがします

だからといって
ガウディの才能がそれで抑制されたかというと
そうではありません


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仕上げの部分はかなりコストカットが見られますが
それ以外は彼の苦心がそこかしこに

そんな様子が伝えられたら嬉しいです



ー続くー
Photo by DMC-GF1

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2010年11月03日

スペイン紀行'10[89]:バルセロナ(34) カーサ・ミラ@


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カーサ・パトリヨから目と鼻の先に
徒歩5分も掛からぬところにこれも世界遺産の
ガウディの作品があります

モデルニスモの建築が建ち並ぶパセッチタ・デ・ガルシア通りは
この日も大勢の観光客が

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この通りには見るからにそれと分かる
ガウディ作の街灯も
優雅な曲線を見せています

P1080305.JPG

舗石タイルも色々な絵柄が浮かんで


P1080302.JPG


P1080304.JPG


このファサードはガウディが愛した
バルセロナのあるカタルーニャ地方の聖地
あの霊山
モンセラットの岩肌を模したと言われています


P1080301.JPG


そして屋上に見えるこの奇怪な姿
これを見るとボクは何故かジョージ・ルーカスの映画
スター・ウォーズの戦士を思い出すのですが

ガウディは多分に十字軍の騎士の姿を模した
ものかも知れません

一昨年来たときは前日の豪雨で屋上の見学が中止となり
今回はリベンジです
幸いに天気に恵まれ遊園地のような屋上が
見学できました


ー続くー
Photo by DMC-GF1





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