綺麗で静かな海ですね。
九十九湾海中公園の入り江です。
ここでは遊覧船に乗って海岸線を見学。リアス式海岸であります
が、松島で代表される太平洋側のリアス式海岸と違い、かなり
穏やかな表情をしていますね。
荒々しいイメージを期待するとちょと肩透かしに会うかも。でも
こういう落ち着いた海もまったりした気分を味わうにはいいですね。
ここでは海の中にいけすを造ってタイの養殖をやっていました。
こんなでっかい石鯛を見たのは初めてです。勿論食べたこともあり
ません。むむ、このくらいでかいのを使って鯛飯を一人で食べて
みたい(笑)
マイワシの餌を上げるとこんな風に先を争ってタイが集まって来ま
す。なかなか勇壮な姿ですね。
こちらは同じくいけすに飼われたタコさんです。実はタコがすいすい
と泳ぐ姿は初めて見るものでありました。はは、面白いですね。人間
の平泳ぎみたいに、足をいったん縮めて、それから伸ばしてという
具合で泳ぐんですね。流石に八本同時にはやってませんでしたよ。
一時に動かすのは三本、四本。きっと一緒に八本動かすと絡まっちゃう
んでしょうね(爆)
ここの猟師さんに聞いたんですが、タコもイカも一年しか寿命がない
んですって。オスもメスも等しく一年で死んじゃうんだそうです。
これは初耳。勉強になりました。ということは乱獲するとすぐなく
なるということじゃないですか。
今、日本人が食べているタコの殆どはアフリカ西海岸からの輸入
じゃないかしら。乱獲が祟って水揚げ量がどんどん減っていると
聞きました。たこ焼きもそのうち食べられなくなるかも。
さて、我々は九十九湾を出て一路北端へ。途中で山側を見ると
こんな駅が。いい名前じゃありませんか。ちょっと読み辛いかな。
「
恋路駅」と書いてあるんですよ。
駅の反対側、即ち私のいるほうが海岸で、これを恋路海岸といい
ます。昔からの名前なんでしょうか。そうだとしたら、随分と粋
な名前ではありませんか。
残念ながらこの駅は廃線のお陰で今は駅舎だけが残っているそう
です。ちょっともったいない感じがしますが、これも時代ですかね。
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posted by belage at 00:52| 東京 ☀|
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能登の旅07
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