2010年09月06日

タップダンスとクラッシックのコラボ:熊谷和徳と東京フィルの競演


写真 368.jpg


再びオペラシティのコンサートホールへのアプローチです
夜ともなると抑えた照明と
長いアプローチが
これから音楽会に行くんだぞっていう
いい気持ちにさせてくれます



写真 374.jpg



開演前の会場
舞台には東京フィルのメンバー数人が音合せ
ちょっと普通のクラシックの舞台と違います

本来なら指揮者が居るはずのところに
大きな板張りの台が


今日はなんと「タップの貴公子」(ボクが勝手に名づけました)
熊谷和徳
東京フィルハーモニのコラボなんです

フルオーケストラとタップダンスなんて
普通ありえない組み合わせ

ボクの少ない知識ではタップダンスと言えば
古くはエノケン・チャップリン(古すぎっ 苦笑)
そしてなんといっても
ジーン・ケリーが雨の中で歌い踊ったあのシーン
「雨に歌えば」
更には
座頭市でタケシが演出したあの「下駄タップ」くらいしか
思い浮かばないという体たらく



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なかなかのナイスガイでしょう
彼の略歴等は上にご紹介のHPを参照してね


一体クラシックとタップがどう融合するのかと
興味半分冷やかし半分でチケットを購入したのですが
最初のオープニングでびっくり仰天

かなり繊細なリズムとピアニシモまできっちり奏でられる
タップの音はまるで漣のように心地良く
これは編曲を手がけた中島ノブユキさんの手腕もあるんでしょうね

更にボクにとって新鮮な驚きは
コルトレーンの名曲NAIMAが東京フィルで聞けたこと
勿論熊谷さんのタップも素晴らしかったですが
コルトレーンがこんなカタチで聴けるなんて!
さいこ〜〜〜

最後のショスタコヴィッチの交響曲第5番「革命」は
熊谷さんの激しいタップと東京フィルの演奏が完全に一体化
圧倒的な迫力でボク等の身体に響いてきました

曲が終わった瞬間
スタンディング・オーべションが!
拍手がなかなか鳴り止まず
カーテンコールも何回やったかな

これは久々に観た・聴いた最高の舞台・音楽でありました

熊谷さん
これからもこうしたクラシックとのコラボ
どんどんやって下さい
お願いします




昨日のTV「題名のない音楽会」に熊谷さんが出演をしていました

不思議なことに我が家のTVの音がよくないのか
それともTV局のマイクミキシングが悪いのかよく分かりませんが
タップの音が妙にくぐもって感じられたのが残念です
多分ピアノとのコラボでしたがピアノの音に合わせた
チューニングという可能性がありそうな

やはり彼のタップは生で聴いたほうが遥かに迫力あり
且つ繊細なものがあります







posted by belage at 17:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

新しい歌姫の予感 Kelly Sweetを聴いた


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先週の話で恐縮です。雨の降る六本木の夕方に地下鉄六本木駅の
上にあるORIBE Hallで米国の新人歌手ケリー・スウィート
ファースト・アルバム発売記念コンサートというのがあって、それ
を聴きに行きました。

コンサート開始がちょっと遅れていたのですが、ステージには
ピアノが一台とマイクスタンドが一本という、かなり地味な設え
でありました。

何故か最前列に座って、そのステージをぼーっと眺めていてある
ことに気づきました。こっそり、隣の奥様に耳打ち。

「ねぇ、ねぇ、このスウィートって相当でかい歌手だよ」
「嘘だよ、そんなことないよ。あの高さで歌ったら2Mクラスだよ」

なんて奥様と愚にもつかぬ会話を交わしておりましたが(笑)
そして彼女の登場です。

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いやぁ、びっくり。すらりとした肢体を黒のドレスに包んで。
写真はファースト・アルバムのカバーに使われているようですが、
このドレス姿で。丁度私の席からもこの角度でありました。
司会の方が(J-Waveの方でしたが、彼女も美人さん)がよせばいい
のに身長なぞ聞いたりして(笑)
彼女も正直に答えていました。はは、おおらかな娘だ。なんと
1M85cmですって。道理で、スタンド・マイクが随分と高いな
と思った訳です。丁度、今回全仏オープンでは早々に敗退しちゃっ
たけど、テニスのシャラポワさんくらいあるんだ。

さて、その彼女がおもむろに歌います。ジャズというかフュージョン
というか。最近の音楽はジャンル分けが難しい。でも、はっきり
言えるのは、澄み切った高音がとても素晴らしい。今年の三月に
ファースト・アルバム「We Are One」を出して、6月時点でビル
ボードのアダルト・コンテンポラリー部門で既に13位にランキング
されたという。アルバムを出した時点で何と若干19歳(先月20歳に
なったのかな)。その実力が分かります。

1.Raincoat
2.Dream On
3.I Will Be Waiting
4.Now We Are Free
5.How About You
6.We Are One

このアルバムに収録された中の6曲を歌ってくれたのですが、エアロ
スミスのカバーであるDream Onは良かったですね。聴きなれた曲
ではあるんですが、こういう解釈もあるんだとびっくり。そして
圧巻だったのは最後のアルバムタイトル曲の「We Are One]。何と
最初のイントロでピアノ伴奏が入ったのですが、唄は全編アカペラ
でやってくれて。もう、びっくり。

彼女声の音質がいいだけじゃないんです。テクニックが凄い。帰った
後、驚いてネットで調べたら、親がジャズピアニストで彼女自身は
四歳の時から歌い出し、14歳でラスベガスでデビューしているんで
すね。単にジャズだけでなく、クラシックの勉強もしているという。
そうですよね、そうでなければこれほど多彩な歌唱法って出来ない
でしょうね。兎も角、最後の曲は圧巻でした。思わず鳥肌が立ちまし
た。あどけなさが残る顔立ちだけに、このうまさと甘い歌声の
ギャップにびっくりです。若いだけにこれからどれだけ成長する
か、とっても期待が持てます。

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日本ではこのアルバムは8月22日にリリースされます。上の写真が
ジャケットの写真ですが、私は絶対に買いますね。

多分、この前後に色々なところで彼女の歌声が流れてくるんじゃ
ないかな。今年度最大の注目株かも知れません。皆さん、彼女の
名前を覚えておいて下さいね。

いやぁ、生で聴けて本当に幸せでありました。



■公式HPはこちら
彼女の歌声が聞けます。大サービスしてますので是非聴いて
みて下さい。

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posted by belage at 12:01| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

ハービー・ハンコックを聴いてきました



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先週末は奥様と二人で新宿の文化センターなぞに出没。
確かここには学生時代に一度誰かのコンサートを聴きに
来たことがありますが。名前がなんとも凄いですね。
1970年代の香りだなぁ。

あれ、でっかいパイプオルガンがありました。こんなの
あったかな。最近パイプオルガンも聴いていないなぁ。


そこでの目的は上の写真のお方の演奏を聴きに行ったの
です。学生時代、というか中学時代にビートルズの一件で音楽の先生に不良と言われ、それ以来「良い子」の
仮面を外して「不良」になった私でありまして、ジャズ
なぞ学校をさぼって聴きにいったりしてものであります。

当時はジャズモ、モダンジャズ全盛時代。はは、大体
聴くと気持ちが悪くなってコルトレーンは早々卒業しま
したが(中学を卒業した若さではちょっとむずかった)。
もっぱら、MJQが好きだったなぁ。

奥様はナベサダとか日野皓正のライブに一度だけ行った
ことがあるというので、このハンコックの演奏について
いけるか多少心配ではありましたが。私も会社生活では
殆どジャズとは疎遠になっておりましたので同様心配で
ありましたが。帰宅してジャズのハードなものを聴くと
疲れるのよね。暗い性格がますます暗くなったり(爆)
ということでもっぱらヴォーカルしか聴いていなかった。

ハンコックは大分前から変わったと言われていましたが、
ありゃ、本当。今回の構成はリズム・ギター、ベース・
ギター、ドラムスのでありましたが、そこに何と日本の
津軽三味線の奏者、上妻(アガツマ)宏光がゲスト出演。

ジャズと三味線のセッションなんて生ではじめて聴きました。

いやぁ、ハンコックのリードが良かったせいか、合い
ますね!素晴らしい!!

今回はドラムとリード・ギターが素晴らしかった。
特に西アフリカ出身のリオネル・ルエケがクールで素敵。
ギターのテクニックのみならずヴォーカルも良かったです。
ドラムスはヴィニー・カリウタ。スティングのバンドの
レギュラーも務めていたそうですが、複雑なビートの連続。
もうあっけにとられて聴いておりました。

そして意外とこの会場の音が良かったのにびっくり。

それにしてもハンコックも今年68歳かな。元気ですね。
アンコールでなんと三曲もやってくれましたよ。サービス
精神旺盛だな。ピアノ・キーボードはやっぱりうまい。
特に曲名は分からないのですが、バラッド調の曲のソフト
なタッチは涙が出るほどでありました。うっとりです。

全般的に彼のリリシズムみたいなものがむんむん。
久々に昔を思い出し、血が沸き立つような感動を覚えた
ですね。

こういうプレーヤーの演奏を生で聴けるなんて、本当に
いい時代になりましたね。ああ、ライブはやっぱりいいな。


ハービー・ハンコックの公式HP上記のコンサートの解説



posted by belage at 12:21| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月08日

買っちまったぞ Beatles 「LOVE」



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もうもう、本当に困るんですが、こういうことをされると。
あの、ビートルズのプロデューサーであったジョージ・
マーティン
が眠っていた音楽テープを再編集してまた世に
出してしまいました。

ビートルズ世代として、出てきたLP(当時はCDなんてなかった
もんね)は片端から買った世代としてはどうしても見過ごす
ことは出来ないのよね。

ざっと聞いた感触は極めて新鮮。生に近いというのか声も
素直に響きます。きっと、当時のビートルズって電気的に
アレンジを相等やっているので、そのフィーチャー前の声が
聞こえるのかも知れませんね。特にリンゴのドラムソロを
多く録っていたりしてなかなか興味は尽きません。

前にもどこかで書いたことがあるのですが、私とビートルズ
との出会いは中学3年の時。恐らく学校中の誰よりも早く彼等
に痺れた一人じゃなかったかしら。

卒業の時に音楽の先生が、最後の授業の三回はクラス全員が
好きなレコードを教室に持って来て、それを皆で聞こうという
粋な計らいがあったんです。皆持ってきたのはクラシック
ばかり。おいおい、皆本当かよと私はびっくりしたものですが。
我が家なぞクラシック音楽なんてLPなかったよ(笑)
親父のジャズのLPを持って行く訳にはいかないし、ということ
で入荷、速攻で買ったビートルズの「Hold Me Tight」を
持っていったものでした。

そして先生が「あらら、珍しいレコードね」なんて言って盤に
針を乗っけた瞬間、あのエレキギターの大音響が教室に鳴り
響いたものでした。

その瞬間のあの優しい音楽の先生の顔が鬼面のように変化した
のを一生忘れないでしょうね。手はぶるぶる震えて、声も一緒に
震えておりましたっけ。それは絶叫に近かったですね。

Belageくん! 君って、君って

こんな不良だったの!!!


私は一体何が自分に起こったのか良く分かりませんでした。

次の瞬間、先生はレコードをもうプレーヤーから外しており
ました。教室を流れた白い空気。皆の蔑んだような痛い視線。

ありゃりゃ、札付きの不良になってしまったと小さな心を痛め
たものであります。

我が家では両親とも素敵な音楽ね、まるで「盆踊り」だね、
なぞと誉めて貰っていたのに(激涙)

こうした迫害はその後も続きましたね。ビートルズが来日した
時、武道館で公演があったのですが、その時は昨年の郵政民営化
選挙の比ではなかったですね。あの、日本の精神の源である
武道館を「西洋こじき」に占領させていいのか!、なんて右翼
も騒ぐし,もうもう世の中喧々諤々、騒然としたものでした。

はい、私はあれ以来不良を貫き、学校の試験をさぼり見に行き
ましたよ(笑)
ぎゃぁぎゃぁという女の子の叫び声で彼らの音楽は全くと言って
いいくらい聞こえませんでしたが(爆)
それ以来、武道館のコンサートなぞ見向きもしません。

今聞くと本当にクラシックになったんだなぁと。彼らを超える
音楽家って私の生きているうちに出てくるかな・・・




(ジョン・レノンの命日に捧ぐ
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ラベル:ビートルズ love
posted by belage at 12:59| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月18日

買っちまった サラ・ブライトマンの「DIVA」


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もう、宣伝に弱いなぁ。
新聞広告でちらっと見て、買いに行きたい行きたいと
仕事もそっちのけで、行きましたよ。

買いました。サラ・ブライトマンのCD,「DIVA

昨日はずっとこれを聞き続け、そして朝の出掛けに
朝食と一緒に楽しんできました。はは、ちゃんと
敬意を表して珍しくアメリカンではなく、ベーコン
と目玉焼きのコンチネンタル・スタイルで。

最初にあの「オペラ座の怪人」から二曲がフューチャー
されているんですね。これ、CDもDVDもあるから要ら
んのに。まあ、いいか、サラが歌うなら許しちゃう。

あはー、それにしてもきれいな声ですね。夜も朝も
うっとり。

こういうのを聞いてしまうと日本の歌手の歌がなんと
色あせて聞こえてしまうんでしょう。何と言っても
歌詞をこれだけ丁寧に歌い上げる人って世界でもそう
いない。エンヤのあの素晴らしい声とはまた違う、色と
艶を感じさせる声、歌唱法ですね。

オペラ座の怪人の初演の時にロンドンに行く機会が
あって、会社の駐在員に随分とチケット購入をお願い
したんですが、全く入手出来ずで本当に残念であり
ました。

23歳の時にアンドリュー・ロイド・ウェバーと結婚
したんですね。オペラ座の怪人はウェバーが彼女に
捧げたミュージカルなんですよね。本当に、彼女が
いたからあの名作が出来たんでしょう。畜生(失礼)、
ウェバーが惚れた理由がよく分かりますよ。

映画「オペラ座の怪人」も傑作で、ヒロインのエミー・
ロッサム
も素晴らしかったですが、聞き比
べるともう駄目ですね。エミーからサラに、そして
映画を観るとサラからエミーへ、CD聞くとまたサラへ
と浮気の連続になってしまう(爆)

サラはこの結婚をしてからクラシック歌唱法を学んだ
んですね。もう、ぶったまげものです。こういうこと
ってあるんだ。信じられない。

日本でもこういう歌手が早く出てきてくれないかな。

ところで、この「DIVA」って、前にも出ていなかった
かしら。聞いたことがある曲ばっかりなんだけど。
あれ、また宣伝に騙されたかな。なんだか分からない
けどまあいいか(爆)






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posted by belage at 13:09| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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