先週の話で恐縮です。雨の降る六本木の夕方に地下鉄六本木駅の
上にあるORIBE Hallで米国の新人歌手ケリー・スウィートの
ファースト・アルバム発売記念コンサートというのがあって、それ
を聴きに行きました。
コンサート開始がちょっと遅れていたのですが、ステージには
ピアノが一台とマイクスタンドが一本という、かなり地味な設え
でありました。
何故か最前列に座って、そのステージをぼーっと眺めていてある
ことに気づきました。こっそり、隣の奥様に耳打ち。
「ねぇ、ねぇ、このスウィートって相当でかい歌手だよ」
「嘘だよ、そんなことないよ。あの高さで歌ったら2Mクラスだよ」
なんて奥様と愚にもつかぬ会話を交わしておりましたが(笑)
そして彼女の登場です。

いやぁ、びっくり。すらりとした肢体を黒のドレスに包んで。
写真はファースト・アルバムのカバーに使われているようですが、
このドレス姿で。丁度私の席からもこの角度でありました。
司会の方が(J-Waveの方でしたが、彼女も美人さん)がよせばいい
のに身長なぞ聞いたりして(笑)
彼女も正直に答えていました。はは、おおらかな娘だ。なんと
1M85cmですって。道理で、スタンド・マイクが随分と高いな
と思った訳です。丁度、今回全仏オープンでは早々に敗退しちゃっ
たけど、テニスのシャラポワさんくらいあるんだ。
さて、その彼女がおもむろに歌います。ジャズというかフュージョン
というか。最近の音楽はジャンル分けが難しい。でも、はっきり
言えるのは、澄み切った高音がとても素晴らしい。今年の三月に
ファースト・アルバム「We Are One」を出して、6月時点でビル
ボードのアダルト・コンテンポラリー部門で既に13位にランキング
されたという。アルバムを出した時点で何と若干19歳(先月20歳に
なったのかな)。その実力が分かります。
1.Raincoat
2.Dream On
3.I Will Be Waiting
4.Now We Are Free
5.How About You
6.We Are One
このアルバムに収録された中の6曲を歌ってくれたのですが、エアロ
スミスのカバーであるDream Onは良かったですね。聴きなれた曲
ではあるんですが、こういう解釈もあるんだとびっくり。そして
圧巻だったのは最後のアルバムタイトル曲の「We Are One]。何と
最初のイントロでピアノ伴奏が入ったのですが、唄は全編アカペラ
でやってくれて。もう、びっくり。
彼女声の音質がいいだけじゃないんです。テクニックが凄い。帰った
後、驚いてネットで調べたら、親がジャズピアニストで彼女自身は
四歳の時から歌い出し、14歳でラスベガスでデビューしているんで
すね。単にジャズだけでなく、クラシックの勉強もしているという。
そうですよね、そうでなければこれほど多彩な歌唱法って出来ない
でしょうね。兎も角、最後の曲は圧巻でした。思わず鳥肌が立ちまし
た。あどけなさが残る顔立ちだけに、このうまさと甘い歌声の
ギャップにびっくりです。若いだけにこれからどれだけ成長する
か、とっても期待が持てます。

日本ではこのアルバムは8月22日にリリースされます。上の写真が
ジャケットの写真ですが、私は絶対に買いますね。
多分、この前後に色々なところで彼女の歌声が流れてくるんじゃ
ないかな。今年度最大の注目株かも知れません。皆さん、彼女の
名前を覚えておいて下さいね。
いやぁ、生で聴けて本当に幸せでありました。
■公式HPはこちら
彼女の歌声が聞けます。大サービスしてますので是非聴いて
みて下さい。

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