2006年08月19日

上高地のお土産


kamikochi omiyage.jpg

いやはや、この不細工な撮影の仕方。男のやることと
いったら、全く以って無骨極まりないと女性ブロッガー
や、それよりこのお菓子の製造者の方から怒られそう
です。

すんません、表の河童橋からの写真をどうしても入れ
たかったのと、時間がなかったものですから(汗)

お土産にこれを買ってまいりました。お名前は単純明快。

そば粉のクッキー

奥様がお土産屋さんで試供品をしきりにぽりぽりやって
漸く決めたこの一品。彼女の舌は私より上に決まって
いるので、私はそのぽりぽりとやっている呆けた顔を
ぱちり、ぱちりとやって後で怒られるのですが・・・

これがですね、大変素朴な味がして、丁度紅茶なぞに
凄く合うんですね。英国ならスコーンと濃いアール・
グレイ
。あのスコーンは私はちょっと苦手なんですが、
このそば粉クッキーはいいです、はい。なんだろう、
五穀米を噛み締めるような味といいましょうか。素朴
さの中に、なんやら深い味わいが広がるという感じかな。

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sirokumakun1.jpg

はは、これは皆さん知ってる人は知っているアイス
クリーム。確か九州限定商品じゃなかったのかな。よく
ブログでこれが好きだという方をお見かけしましたが。

えっ、何でこれが上高地のお土産なのかって?

えへへ、実はアイスクリームの上に載っている紫色の
正体は上高地で買ってきたブルーベリーの瓶詰めなんで
ございます。アイスクリームとそば粉のクッキー、それ
とこのブルーベリーであの爽やかさを、このくそ暑い
東京で思い出したという寸法なんです。

甘みを程よく抑えた、とても美味しいブルーベリーで
あります。

え〜と、蛇足ながら、白くまくんは近所のローソン100
円ショップで購入。実は私はあそこは100円の品物だけ
を売っているのかと思っていたんですね。これを四個買って
400円出したら、なんと、なんとお釣りが数枚硬貨で来て。
びっくり仰天、店員さんの間違いだと思って、ビニル・バッグ
を受け取るとそそくさと、逃げるように満面の笑みを浮かべて
立ち去った男でございます。

でも、次の日もまた次の日も同じように硬貨のお釣りが
来るじゃありませんか。なんだ、100円以下の品物も
あったんだ。得したと思った私が情けない・・・

でも100円ショップで100円以下の品物を買った時の
喜びって、何か幸せを感じませんか?

はい、これで甘いもの嫌いな私が、今年の夏既に10年分
くらいのアイスクリームを食べた理由でございます(爆)




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ラベル:上高地 お土産
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2006年08月15日

上高地で見つけた花たち (そのに)


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   hana4.jpg   hana5.jpg

不思議なカタチの花ですね。田代池から田代橋に向かう
湿地帯で見つけました。

sawagiku.jpg

これはサワギクかな。ちょっと自信がありません。

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こちらは田代橋付近の湿地帯で。





neko1

ラベル:上高地の花々
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2006年08月14日

上高地で見つけた花たち


山の植物はからきし駄目。花の名前が分からなくて
申し訳ありません。

こんなのや、あんなのが咲いておりました。

komiyamakatabami.jpg

hana1.jpg

この二つは上高地の手前の沢渡(さわんど)の
駐車場で。下の花は水引に似ていますが。

   gomana.jpg   noazami.jpg   

noazami1.jpg

最後の二つは私でもわかります。野アザミですね。東京
で見るアザミとちょっと色が違うような。田代池の付近で。




neko1
ラベル:上高地の花
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2006年08月13日

上高地・河童橋から明神池へ


kappabasi.jpg

河童橋は相変わらず人が沢山。やなりこの場所から見る
梓川と西穂高連峰の山並みは定番なのですが、生憎の
台風の影響でしょうか、2時を少し回った頃にはどんより
としてきて、くっきりした姿が拝めませんでした。

ちょっと残念ではありますが、これも自然の一部であり
ます。

    kappabasi1.jpg   kappabasi4.jpg

河童橋の近くでちょっと年を召されたお二人が。ご主人
が熱心に写真を撮られておりました。撮り終わると、奥様
がこの三脚を抱えて運んであげているのを見て、なんと
微笑ましいと、ちょっと羨ましさを感じて見てしまいました。

傍らの奥様に、「ねぇ、あの姿だよ。理想の姿だね」と
申しましたら、「私が写真を撮るから、貴方は三脚担いで」
だって。むにゅ〜、であります。

azusagawa.jpg

本来ですと、これから明神池を回って帰るのですが、
バスの時間に間に合いそうもありません。これがバス・
ツアーの悲しいところかな。ということで時間を気に
しながら行ける所まで行って、引き返しました。

梓川の支流です。この小さな流れがまた原生林に囲まれ
とても綺麗なのですが、今年の長雨のせいでしょうか。
いつも写真を撮っている小川の形が変っていましたね。
川岸が流されて変形しており、護岸工事をしておりまし
た。ちょっと残念。

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    azusagawa2.jpg   azusagawa3.jpg

先ほど食べた岩魚でしょうか。ヤマメでしょうか。
結構こういう魚が直ぐそばで泳いでいるのが見られ
ます。

もみじがちょっと紅葉をしはじめていますね。上高地
の紅葉は本当に綺麗ですよ。錦繍(きんしゅう)という
言葉をここの紅葉を見て初めて実感しましたね。

azusagawa4.jpg

あらら、この頃になって雨がぽつりと。バスの集合時間
も迫ってきました。残念ながら明神池はまた次回という
ことで。遣り残し、見残しも旅ではいいものです。
何故ならまた来なけりゃと思いますものね。

神降地

上高地。又来ますからね。





neko1
ラベル:上高地 河童橋
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2006年08月12日

上高地のお昼 「岩魚(いわな)蕎麦」


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河童橋についた頃にはもう1時を回っておりました。
途中家から持ってきたラガー・ビールの缶の500ML
が二本空になっておりましたが。

ふふ、ビールは普段家ではつつましく発泡酒なんぞを
戴いておりますが、こういう場所(え〜と、あと花火
大会とか晴れやかな場所です:笑)では贅沢をして・・・
この間、奥様がドイツ製の山歩き用の立派なリュックを
私目にプレゼントしてくれたのですが、何だ、こういう
時に、ビールを運べということであったか。

高原の木陰で二人でビールを飲む味はまた格別。

そして暫しお話を。まあ、下らん内容で。何を話した
かよく覚えていない。夫婦も何十年とやっていると
まあ、こんなもんでございます。

さて、お腹もすいてきたことで、河童橋のたもとの
茶店でちょっと腹ごしらえ。大体、上高地でのお昼は
蕎麦が多いですね。結構合格点のお店が多いので、これ
と言って決めたところはありません。

頼んだのがこれ、岩魚蕎麦

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岩魚の甘露煮が上にど〜んと乗っかっております。それに
私はきのこをトッピング、奥様は山菜をトッピングして。
(岩魚蕎麦は900円、トッピングは100円増)

京都のニシン蕎麦が大変美味しいのですが、まさか岩魚
ねぇ・・・ 魚くささが抜けないんじゃないの、あり得ない
んじゃないの、なんて夫婦で会話しながら頼むあたり、この
夫婦の不気味さが伺い知れるのですが(笑)

いや、それが食べてみてびっくり。かなりあっさり味に
仕上がっていて、ひとかけをお箸でほぐして口に運べば
骨も一緒にほろほろと。それでいて、岩魚のしっかりし
た肉質も楽しめて。

今までこちらでは串で焼いたものを食べておりましたが、
それと違った美味しさ。うむ、これは新しい発見。まる
ごと一匹堪能しました。これは結構いけましたね。京都
のニシン蕎麦の次にランクしましょう。

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岩魚の甘露煮がうまかったので、こんなのも一緒に。

河童の話

芥川龍之介の「河童」という有名な作品はこの梓川の清流
から着想されたとのことで、ここに掛かる橋を「河童橋」
と名づけたそうです。やはり、ここに来たら、このお酒を
呑まずにはいられません。あっさりとしたのみ口のいい
お酒でありました。

いやはや、美味しいお蕎麦と美味しいお酒で午後のひと時を
まったりと過ごしてしまいました。

本来ですと、これから上流の明神池を見て帰るところなので
すが、もう時間がありません。ひゃ〜、困ったにゃ・・・
これはまた別途ということで、後は河童橋周辺を散策して
今回はゆったりとして過ごしましょう。




neko1
ラベル:上高地 岩魚 蕎麦
posted by belage at 11:57| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 上高地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月11日

上高地・田代橋からの梓川


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田代橋の近くの梓川の淀み。
川底が浅いので、こんな綺麗な色に見えます。

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ちょっと深みは濃いブルーで。この色はイタリアのカプリ
青の洞窟のあの海の色を思い出します。青の洞窟はもう
少し緑がかかっていたかな・・・

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田代橋から河童橋方面を俯瞰したところです。未だこの
距離ですと河童橋は見えません。

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梓川沿いの並木です。この並木の向こうにバスの駐車場
があります。ご存知の通り、上高地はマイカー乗り入れ
が禁止
されています。この試みは当時画期的でありまし
た。私も最初ここをマイカーで訪問した時になんでわざ
わざマイカーを乗り捨てて、バスに乗らにゃいかんのか
と多少腹立たしい思いをしましたが。

お蔭で訪問者のマナーが素晴らしい。タバコは決められ
たほんの数箇所で。勿論ポイ捨てタバコなんてどこにも
落ちていませんし、皆さん持ち込んだゴミはちゃんと
持ち帰っています。

環境問題を考える上で、本当に格好の教材になっている
のではないかしら。小さな家族連れの方も多かったです
が、この美しい自然を見て、こういうことを次の世代に
伝えていく、それも語らずに。そうなんです、綺麗な
環境を見れば人は汚そうと思わなくなるんです。もともと
美しいものが好きな動物なんですよね。





neko1


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2006年08月10日

上高地・田代池


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大正池を過ぎて暫く歩くとこの田代池に出ます。
本当に小さい、そして水深が数十センチという
可愛い池。

水深が浅いことで、周りの山並みの色を素直に
映し出してくれるので、四季によって表情がか
なり変化します。

最近は大正池よりここと、明神池を写すことが
多いかな。

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これは上と同じ場所で横位置の画面です。

taishoike15.jpg

このなんとも言えぬ淡い色合いが好きなんですね。

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晴れているとここから西穂高の連峰がくっきり
見えるのですが、今日は残念ながら一日こんな
感じでありました。

海外から帰ってきてほぼ毎年こちらに春・夏・秋と
来ているのですが、連峰が見えなかったのは初めて。
こういうこともあるんだと、妙に感心したりして。
寧ろ山ではそういう時のほうが多いということを
すっかり忘れておりました。
(え〜と、それくらい晴れ男だといいたいのです、
 へへへ)

taishouike14.jpg

足元には何かの花の綿毛でしょうか。一面に。厳か
に目立たずというのがこの神降地(上高地)なんで
すよね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

蓼科山麓阿呆陀羅日乗ののぶさんから花の名前を教えて
戴きました。ちょっと素敵な表現があるので、コメント
をそのまま掲載させて戴きます。

白い綿毛はワタスゲの実ですね。ぽわぽわしてて、
心が和みますね。


のぶさん、ありがとうございます。




neko1


ラベル:上高地 田代池
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2006年08月09日

上高地・大正池 (そのに)


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大正池を代表する風景ですね。賽の河原でしたっけ。
小石がごろごろとしています。

毎年、初夏、夏、秋と訪れているのですが、池の水量
がどんどん減っていくような気がして。それで毎年
来ているんです。いまのうちにこの景色を頭に入れて
おこうということで。

最初、上高地を訪れたのは35年前。その時の記憶は
未だ鮮烈なのですが、大正池の水は確実にもっとあり
ました。

梓川が運ぶ土砂でどんどん池が埋まっていくんですね。
まあ、これも自然の宿命。あるがままに残して行く事
が重要なのでは。

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taishoike8.jpg

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焼岳です。これが大正年間に噴火してこの大正池が出来
ました。
今もなお、火口付近からは白い煙が見られます。今日は
見えませんでしたね。





neko1

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2006年08月08日

上高地・大正池の木々


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大正池の周りの木々の湖面への写り込みを。

緑がきれいです。

ちょっと分かりづらいかな。





neko1
ラベル:上高地
posted by belage at 19:00| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 上高地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上高地・大正池


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新宿を出たのが7時。11時には上高地の大正池ホテル
の前に到着。

あの緑の濃い、まるで抹茶のような爽やかな湖水が
迎えてくれました。平日ではありますが、やはり夏
休み、家族連れで賑わっていましたね。

    taishoike1.jpg   taishoike2.jpg

    taishoike3.jpg   taishoike4.jpg

上高地での滞在時間は4時間。これから河童橋まで
歩いて、河童橋から明神池まで行きたいのですが、
食事時間も考えると戻って来られるかちょっと不安
があります。

これがバス旅行の不便なところかな。まあ、行ける
ところまで行きましょう。


(サムネイルの写真はクリックして頂くと大きく
なります)




neko1


ラベル:上高地 大正池
posted by belage at 11:47| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 上高地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする