2007年04月17日

バイクもエタノールで走る


morokosi.jpg

4月16日のNIKKEI NEWS MAILのこの記事。

◆バイクもエタノール・ブラジルで09年にも

【サンパウロ=岩城聡】米自動車部品大手デルファイは、エタノ
ール燃料とガソリンをどんな比率で混合しても走る「フレックス
バイク」向けの新技術をブラジルで公開した。同国の二輪車市場
をほぼ独占するホンダ、ヤマハ発動機などと実用化テストを完了
した。2009年にもエタノール独特の甘い香りを振りまくバイクが
街を疾走することになりそうだ。
開発したのは燃料タンク内のエタノールとガソリンの比率を瞬時
に測定し、エンジン内での燃料の燃焼をより効率的にするシステ
ム。既に四輪車に採用されている技術をバイク向けに応用するた
め、05年から小型化などを進めてきた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

近年の原油高、環境対策として注目を浴びているエタノール
燃料
。既に乗用車への技術開発は終了し、実用化されています。
残るバイクへの技術転用の加速が叫ばれている時のこの記事。

環境対策としてはかなり大気汚染に対する解決策になるものと
期待され、京都議定書の導入に弱腰であった米国もこの技術に
関しては前向きに取り組んでいるという大きなメリットがある
技術です。

日本は現在のところトヨタのプリウスに代表されるガソリンと
電池を併用するデュアル・タイプの技術で一歩リードしていま
すが、ブラジルを中心とする米州では寧ろこちらのエタノール
車で環境問題の解決を図ろうとしており、自動車産業の環境
対策はますます多様化の傾向にあります。日本は資源輸入国と
いう特性、米州はエタノールの原料となるサトウキビ、トウ
モロコシの資源輸出国という特性を生かしたそれぞれの技術を
競うことになりそうです。

でも、ここで困った問題が噴出しています。既にブラジルが
サトウキビから抽出したエタノール燃料を実用化して砂糖の
価格が高騰、そして世界的な先物商品であるトウモロコシも
エタノール生産の波を受けてこのところ倍以上の高騰を見せて
いることです。

期を同じくして4月16日のNHKのクローズアップ現代で「穀物が
消える?人VS車争奪戦
」というショッキングな題名の特集
を組んでおりました。

もともと、トウモロコシは先にも述べたように先物商品として
投機の対象となって値動きの激しい商品でありました。先に
世界的に原油の価格を押し上げたヘッジファンドの資金が原油
からこの商品に資金を向けている傾向もあります。

トウモロコシって非常に巾の広い利用価値を持っている素材
なんですよね。勿論そのまま食べてもいいし、粉末で水で溶い
たりパンにしたりでアフリカでは貴重な食料でもあります。
でんぷんやら油としての利用も貴重です。更にもっと貴重な
使い方は飼料
。我々が口にする殆どの肉材の動物はこれにより
飼育されていると言っても過言ではありません。日本にとって
やっかいなのは資料用のトウモロコシは世界一の供給国米国から
輸入しているということ。現在でも中国、インド等々の発展
に伴う需要増でトウモロコシの価格は数倍に跳ね上がってい
ます。これにエタノール原料として、まさに車に食われるよう
になると、日本の農業は壊滅状態となる可能性があります。

まさに人が食うのか、車が食うのかという極めて重い命題が
早晩我々に突きつけられるのは必定のようです。

古い物理学の言葉で「作用・反作用」という定理があります。
良かれと思う技術もその波及効果が思わぬところに出てくる。
一方でアマゾン流域は米国の牛肉需要に対応するために毎年
四国と同じ面積の森林が消失して牧場に変わっているといい
ます。これにトウモロコシの作付面積の増加が加わると・・・

温暖化防止の施策がかえってそれを増長することになる可能性
もあるという極めて皮肉な現実が露呈されていく。

やはり環境問題は部分で判断してはいけない、全体最適の論理
をよくよく考えないといけないと思った記事でありました。







arigato2.jpg
posted by belage at 12:36| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月01日

春の野川


nanohana070330-3.jpg

久し振りに野川を散歩。
桜の花と菜の花が一緒に見られるのは多分はじめて。

この季節になると、5年前にこちらに越して良かったなぁと
思うことしきり。都内で桜の名所は数多いのですが、私は
ここが一番好き。地元ということもあるのですが、川岸
まで下りられて、川の中にも入れて桜を楽しめる場所は
恐らくここだけ。

なんと言っても、人が少ない。最近桜の名所としてTVなぞで
紹介されてここを訪れる人が激増していますが、それでも
ストレスを感じるほどではありません。
更には、川原で食事、酒を愉しむ人もいますが、カラオケ
は一切無し。酔っ払って管巻く人も見たことがありません。
落ち着いて桜の美しさが見られる、これを幸せに感じること
自体がちょっと悲しい気もしますが。

nanohana070330-2.jpg

菜の花の道

ちょっと来る時期が遅かったかな。例年、もう少し早い時期
ですともっと黄色い絨毯が見られたのですが。

ああ、春ですねぇ。風も強かったですが、決して冷たくなく、
寧ろ心地よい感じがして。

さて、これからまったりと上流の桜の名所のほうに向かいます。







arigato2.jpg
ラベル:野川
posted by belage at 12:07| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月06日

夏の野川点描



nogawa.jpg

夏の野川です。
この時期にしては水量が多いように思われます。
多分、今年は長雨だったからでしょうか。やはり
川は水が多いほうがいいですね。

都内を流れる川では一番綺麗な川ではないでしょうか。
お蔭で魚や鳥、小動物から植物まで色々な生態系が
生息しているようです。

ここがいつもの私の散歩道なのですが,この川岸のお宅
の庭にはいつも四季折々の花が咲き乱れて。

やはり、こういう美しい環境があると自然と人は綺麗に
したいという志向性が強くなるようです。

我家は?

はは、引っ越した当時はそりゃ頑張りました。なにしろ
周りの皆さんが休日になるとせっせこ、せっせこ手入れ
をされているものですから。でも、最近はちょっとさぼ
り気味。ちょっと反省をしているでございます・・・

aosagi.jpg

こちらはあおさぎさんでしょうか。小鷺は良く見るの
ですが、ちょっと色が違います。今年の冬はダイサギ
姿を見てびっくりしました。だってでかいんだもの。
時としてカワセミの姿も見ます。綺麗な鳥ですよね。残念
ながら、なかなか写真に納められません。いつかいい写真
を皆様にと思っていますが。

こういう自然は大事にしたいですね。てなことで、洗剤は
極力使わないようにしている今日この頃です。



neko1




ラベル:野川
posted by belage at 18:53| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。