不二家の原料の期限切れ使用に端を発して、衛生管理体制の
不備、更には会社の危機管理意識の問題が指摘されています。
ぺこちゃんも泣いていることでしょう。
もともと食品に関しては何か心もとないと消費者は常々感じて
いたところに相次ぐ杜撰管理の報道の連続、ブランド・イメージ
は完全に地に堕ちた感があります。雪印のあの事件で会社の
存続が立ち行かなくなったことの記憶が新しいところであり
ますが、是非社員一丸となって頑張って欲しいものです。
しかし、その後ディズニーランド、USJで販売された「おたべ」
商品とテーマパークにまでこの種不祥事が発展しているのを見
ると、やはり食品の管理体制と言うのは相当いい加減なのかと、
ちょっと心寒いものがあります。恐らくこの種の報道は未だ
未だ続くんじゃないかしら。
長引く消費動向の低迷、成果主義の徹底化、少子化等々業界を
取り巻く環境は厳しいものがあり、最近のM/Aに見られるように
生き残りをかけてブランドを守らねばいけない時代になんとも
哀しい現象と言えましょう。
恐らく食品業界というのは薄利多売の代表選手であろうと思う
のですが、売上げ減少に歯止めは掛からず、結局はコスト削減
に頼らねばならないビジネス・モデルなんでしょうね。そうなる
と必然として原材料を捨てるなんていうことは大変なことという
のは素人にも分かります。
今の日本の大手メーカーの生産責任体制って不二家の例でも
分かるとおり、多分工場が事業体で独立採算体制をとっている
感じがします。すると原材料の発注責任、コスト責任は工場が
負っているんでしょうね。生産数量の指示は当然本社(営業)
からあるんでしょうけど、多分にこの二者のコミュニケーション
不足が慢性的にあった可能性が高いのではないかしら。
この問題を根本的に解決するには創業者経営というところに
マスコミは解を求めているけれど、もっと技術的なところに
問題解決の道があるんじゃないかと私は思います。
こういう問題があると対照的に頭に浮かぶのがコンビニ弁当。
あのシステムは凄いですね。POSが発達して、売れ筋を見極め
ジャスト・イン・タイムで商品を配送する。更に賞味期限は
時間単位。期限が切れたら否応無く捨てる。
一度私は、自分が食べたい弁当が一個しかなく、それをレジ
に持っていったら賞味期限15分切れで売ってもらえなかった。
他に食べたい弁当が無かったので、構わないから定価で買う
からそれ寄越せと訴えたけど、規則ですからとあっさり断ら
れてしまった。
ジャスト・イン・システムといってもあの捨てられる弁当の
量って物凄い量なんでしょう。この厳密な運用ってどうなん
だろう。私なんぞは腐りものでない限り全然問題にしないの
ですが。資源の少ない日本、更には環境問題の観点からも一義
的に捨てるというのはどうなんだろうね。噂によれば浮浪者が
食に困らないのもこの捨てた弁当のお蔭という話もあるくらい。
彼らがそれを食って中毒を起こしたなんて話は聞いたことがない
けど、まぁ、そうであってもクレームはしないでしょうから
真偽のほどは分かりません。
一方で、スーパーなぞでは賞味期限切れに近くなっているもの
をそれこそ時間刻みで20%、30%、50%オフというの
をやっている。コンビニとスーパーのこの販売姿勢の違いは
どこから来るんでしょう。とっても不思議。私なんぞはつい
つい50%オフの時間に繰り出し、大量に買って帰って腹パン
状態になることしばしば(爆)
更に言えば、個人で賞味期限を確実に守って捨てている人も
知人で何人かいます。これは自己責任の問題だからとやかく
いう問題ではありませんが、消費期限と違うのを分かっていな
い人もいたりして。そういう人には是非我が家にご一報をと
いつも言っているのですが(笑)
一体資源の有効利用と食の安全の調和、更には賞味期限と
消費期限の線引きってどう考えればいいんでしょうか。
今回の一連の騒動で食に関しては色々と考えさせられました。
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