むふふふ、見てください。このいでたち。
今日は奥様を後見役にしてなんと料理教室デビュー!
最近団塊世代の料理がかまびすしい。私もバスに乗り遅れたくない
性格なので、遅まきながら行って来たという次第です。このエプロン
は奥様が慎重に選んだスヌーピーのもの。ぎゃはっ、恥ずかしい。
え〜と、お題は土鍋で炊くご飯。副食で野菜の豚肉巻きと玉子焼き、
そして味噌汁であります。お昼のお食事なんてこれで十分ですね。
土鍋で炊くご飯。これは非常に興味があったんですが、僅か1時間
半の時間しかないということで、既に用意してあった土鍋に生徒が
火をつけるだけ。え〜と、先生から留意事項がありまして、最初
強火で10分、次に弱火で20分、更に蒸すのが10分と合計40分で仕事
をしなさいということでありました。これはご飯の量には全く関係
ないということ。土鍋の世界ではトータル40分が基本だそうです。
因みに今回の料理のご指導を得たのは、NHKの「ためしてがってん」
に種々アイデアを出されているという先生。
これが最新のガスレンジ。なんやら液晶画面とボタンがあって、
これで点火だけでなく温度と時間が設定出来るんです。ひょえ〜、
随分と進んだものですね。まるでオーブンレンジみたいじゃない
ですか。でも、私としてはマニュアル通りより、目で調節しながら
のほうが好きだな。
ところで土鍋でご飯、ですが、私自身は海外に単身赴任していた頃は
自分で圧力鍋で炊いておりましたし、小さい時から横川の釜飯のお釜
でガスコンロでマイご飯を炊いておりました。何故か、ご飯は自信を
持っております。
我流でありますが、焦がすという可能性は火を見ながらやるので
余りなく、寧ろ芯が残る場合があります。そんな時は魔法の薬が
ありまして、これを使って二度炊きしちゃうの。要はお酒をお猪口
一杯入れるだけなんですが、これで芯は本当になくなります。一度
試してください。
はい、これは玉子焼きを作っているところです。ちょっとびっくり
したのは、私は低音でじっくり焼いていくのかと思ったら、先生
曰く、200度の高温がいいんだそうです。卵三つを溶いて、出汁を
入れ(砂糖は嫌いなので入れませんでした)、まずお玉一杯半位
を焼いて。それをくるくると端に巻きながら寄せて。そしたら
また油を敷いて、また溶き卵を入れて、はい、くるくる巻いて。
これを三回繰り返して出来上がり。
なるほど、しっかり硬さのある出し巻き卵が出来ました。
はい、左は野菜の豚肉巻き。トマト、ゴーヤ、ナスに豚肉をくる
くる巻いて。はい、これは斜めに巻くんですね。見場をよくする
ためかな?それを、魚焼き器(これが上下両面焼ける優れもので
ありました)にいれて、おしまい。これは料理とも言えないな・・
ご飯も出来上がりました。ちょっとつやがないみたいだけど。
はい、全品完了。そして味噌汁も作りましたよ。野菜焼きを適当
な大きさに切って、盛り付けをして。
卵焼きが結構うまかったです。ゴーヤはちょっと硬かった。これ
一度レンジでチンすればいいかな。ミニトマトもうまかったです。
え〜と、肝心のご飯ですが、これがちょっと芯が残っていて。何
でも、空調を効かせすぎたのが失敗の原因じゃないかと先生は
言われておりましたが、水の量が足りなかったんではないかしら。
やはり魔法の薬、お酒は必要です(笑)
え〜と、奥様も美味しいと言ってくれましたので、まずはデビュー
は合格点のようであります。
今回のお料理はどちらかというと、日頃全く料理に興味ないオヤジ
用のメニューで、とても料理なぞとだいそれたことは言えません。
これを機に本格料理に挑戦しようかと奥様に申し上げたら、後片
付けちゃんとやるならと釘をさされてしまった(爆)
ちょっと思案中(笑)
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