2007年07月13日

政府刊行物 印刷を民間委託


昨日から参院選公示。なんと雨後の竹の子のように377人が立候補。
凄いですね、政治家はビジネスになるんですね。相変わらずの
タレントも沢山。我が東京都だけでも30人でしたっけ、ひゃー
全員の名前なんてとても見切れない。こんなにポスターを貼る様な
広い場所が確保できるんだろうか(笑)

そんな激戦を予想してか、昨日の日経夕刊一面に表記の記事が。
思わず「えっ」って唸っちゃいました。

政府は、官報などの政府刊行物の印刷を民間企業に全面委託する
検討に入った。現在は独立行政法人の国立印刷局が独占的に手掛
けてが、競争原理導入でコスト減などにつなげる


国立印刷局による政府刊行物の2005年度の売上高は約178億円だそ
うです。各省庁の白書、政策解説書などですが、財務省は民間委託
で三割程度コストを削減出来ると見込んでいるそうです。

びっくりですね。小さな政府を掲げて、政府の無駄を省くことって
随分と促進されていたと思っておりましたが、こんな簡単な事が
今までやれていなかったんですね。三割減なんて甘い見積じゃない
かしら。五割減はいきそうです。

何か、政府は経費削減、じゃなかった歳費削減をこんなにやってま
すよという宣伝なんでしょうけど、何でこんなこと今までやって
ないと怒っちゃいますよ。半分節約出来たとして、国民年金の問題
で、今度関係者に配布する確認書の郵便代が、

50,000,000件x80円x2(返信用含む)=80億円

あはは、丁度通信費が出ますよ。何だかお笑いですね、丁度178億円
の約半分だ(刊行物の売上げは政府の刊行物ですから=コストと
考えていいでしょう)

もっとドラスティックな歳費削減策があります。これは自民党も言
っていますが、国家公務員、地方公務員を本当の意味で民間と同じ
「成果主義」に基づいて制度改革を行うこと。今まで色々なところ
でこの試みをやっていますが、全てカタチだけ。上っ面をどこかの
大学教授の意見を入れてお化粧しているのが関の山。これも社会
保険庁と同様に組合怖しで本当のところは出来ていない。人事制度
改革を行うと言うが、まず公務員の給与が成果によって下げること
が出来るよう、法律を改正すべきであります。この法律改正がない
限り「成果主義」型の制度改革をやったなぞと言う言葉は絶対に
信用してはいけません。

現状維持か上がるだけの給与制度なんて全く意味がありません

こういうことを有識者という方たちが誰も言っていないのが現実
なのです。

今まで我々国民は小泉さんの改革のためにという言葉を信用し、
忍びがたきを忍び、耐えがたきを耐えてきました。それは成果主義
という格好の良い言葉の賃金カットでありました。でも一方で
若い方には頑張れば給与は上がると言う可能性を示すことも出来ま
した。民はこれから修正は必定でしょうが既に定着させています。

更に言えば構造改革の大先輩であるサッチャー改革の英国。この
国はサッチャーさんの鉄の意志を以って先ず「官」から成果主義を
導入して構造改革を推し進め、今の繁栄を獲得しています


日本は幾ら口先だけで構造改革を叫んでも、それは民間に重荷を
押し付けただけと言っても過言ではありません。彼我のこの大きな
違いは一体何なんでしょう。

今頃刊行物印刷の民間発注なぞ得意げに発表する政府の怠慢は否め
ないのではないでしょうか。




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タグ:政府刊行物
posted by belage at 00:46| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会
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