昨今、食材を選ぶ主婦の方も頭を痛めているんじゃないかしら。
例のミート・ホープ社事件もさることながら、中国産の食材も米国
でどんどん危険なレポートが。そんな中、フジTVの夕方のニュース
番組で横浜の学校給食に供されている焼きそばの材料、きくらげの
中から規定の倍以上の残留農薬が検出されたとスクープされており
ました。これは学校給食会(正式名称ではないかも知れません)の
自主検査で発見されたんだとか。こういう時宜を得た食の安全を意識
した措置に拍手を送りたいですね。
それにしても、学校給食の焼きそばにきくらげですか。いいなぁ、
我家の食卓にはまず出てこない(笑)きくらげって国産をまず見ない
ですよね。そういう意味ではザーサイも日本では国産は少量。これ
も大丈夫かな。でも、学校給食にきくらげなんか要らんでしょう。
その分野菜を沢山増やしてあげたらいいんじゃないの。でも、限ら
れた予算で学校給食を作る立場の人は頭が痛いでしょうね。
こういう苦労をしている人達のことを考えると給食費未払いなんて
とても考えられないけどと、これまたアホな不心得ものの親を思い
出して頭に血が上る私であります。
ミート・ホープ事件もそうですが、過去のデフレ・スパイラルで
安かろう悪かろうの食材が相当日本国内に出回っているんじゃない
のかしら。あの「女性は産む機械」発言した厚生労働相はこの問題
に関して国会で「日本は水際で対策しているから大丈夫」なんて
大見得切って答弁していたけど、このきくらげは氷山の一角でしょう。
多分ご自身は高級レストランでしか食べたことないから庶民のこの
不安って分からないんでしょうね。
グローバル化の負の影響はこんなところにも現れている訳ですが、
これは容易に想像付くこと。日本の農業だって安い食材作るのに
農薬を適正に希釈している農家がどれだけいるか。無農薬を標榜して
いる農家が本当に無農薬でやっていけるのかどうか。海外だけで
なく、国内でもこうした問題は未解決のまま残っています。政府は
もう一度実態を早急に、正確に把握して適切な措置をとらないと
また年金問題のように取り返しのつかないことになってしまいま
すよ。
それにしても国民の殆どはこうした不安を抱いているのに、何故
国会議員レベルになるとこういう視点が欠けてしまうのか。不思議
な人種が多いんですね。鈍感力が強すぎる・・・
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ラベル:食の危険


