2007年05月16日

相撲はインテリのスポーツではない


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パリは厚化粧した簒奪者の首都である。
カンヌは映画関係者以外にはぼったくりの町である。
ツール・ド・フランスは機械に頼るだけのインテリのスポーツでは
ない


今回、ロワイヤル候補を下し大統領にこの16日に就任するサルコジ氏
の日本に対する語録をそのままお返ししようと私がひねくったもので
す。

でも、私はフランスが好きなのでなかなかサルコジさんのように
うまい言葉が見つかりませんね(笑)

彼の言葉は次のようであります。

率直に言って、日本よりも中国の方が好きだ。香港は魅惑的な都市
だが、東京は息が詰まる。京都御所はうらぶれている。有名な庭園も
陰気だった」「ポマードをなでつけた太った男同士が戦うことがなぜ
そんなに魅力的なのか。(相撲は)インテリのスポーツではない


これは2004年に彼が香港を訪問したときに発言したものだそうです。
日本にはいつ来られたんでしょうか。外国の方で日本を一度でも来た
方がここまで日本をこきおろすと言うのも珍しいですね。はは、一昔
前ですと戦争になったかも知れませんね。多分に大の日本贔屓であった
シラク前大統領に対するアンチテーゼとしての自分を売り出すための
言葉という意味合いもあったんでしょうけど。日本の閣僚同様に軽率
なおっさんという感は否めないですね。京都に対する発言なぞは、ご
自身の教養のなさを披瀝してしまったような気もしますが。

それはさて置き、今回のフランスの選択はちょっとショックでありま
した。彼のマニュフェストは米国のグローバリズムを受け入れ、雇用
構造を大きく変えるという事のようであります。戦後フランスは積極
的に移民を受け入れ、そのコストの安さで欧州の中で工業生産力を
高めドイツと共に欧州経済を支えてきたのですが、その政策も治安
の悪化と世界との競争激化の波に飲み込まれフランスの経済力は救い
ようのないほど低下の一途を辿ってきており、いち早くサッチャー
主義による民営化、自由化を成し遂げ成長を続けている英国とは際立
った対照を見せている現状です。

今日本も同様に安い労働力を外国に頼り、更には小泉政権下で自由
競争という美名の下で格差社会を生んでしまっています。フランスの
今回の選択と次の一手は日本の将来を考える上で非常に注目される
事象と言えましょう。

サルコジ氏が日本ではなく中国へ先ず秋波を送ったのも合理的な選択
とも考えられます。フランスの選択は最初に中国に対する武器輸出
の解禁という具体策で現れています。

シラク元大統領が対米追随主義と決別したのに比較して、恐らく現実
的な自国への利益誘導というカタチを取ることが予想されます。今後
サルコジ大統領が国際社会でどのような行動を取るか、注目を浴びる
ことになるでしょうね。





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posted by belage at 00:33| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | KOKUSAI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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