2007年05月07日

イタリア旅行記(53) ポンペイ(そのさん)



pp44.jpg

これは大きな商家のパティオでありましょう。緑の中に例の
案内人のワンコがいつの間にか気持ち良さそうに寝ています
(笑)

この商家には貴重なものが。

 pp41.jpg pp42.jpg

ガラスに納められた噴火当時の人の遺体が陳列されておりまし
た。まさに業火に焼かれ最後の臨終のその瞬間です。でも、表情
はそれほど苦しんだ様子が見とれないところが救いでしょうか。
今回は見られませんでしたが、まさに苦しみ悶える様が窺える
遺体もあるそうです。

ここで遺体と言うのはちと語弊があるようです。というのも
このレプリカは、遺体が灰で覆われ、肉体がチリになった空洞
に石膏を流し込んで再現したものだと言います。然し、考古
学者ってよくこういうものも発見し、保存するものですね。
ちょっとびっくり。

遺体は二体ありまして、ガイドさんの説明によると左はこの商家
の人で右(足しか写していませんが)は奴隷とのこと。奴隷ゆえ
サンダルを履いておらず、素足であるとのこと。

pp40.jpg

pp43.jpg

この遺体があったお宅の壁に描かれた文様です。漆喰に描かれた
ものと見ましたが、結構現代でもはっきり分かるのが嬉しい。
描かれた当時はきっと色鮮やかであったことでしょう。

この文様を見るとギリシャ、ヘレニズムの影響かななんて思い
ます。今でもアラブの国ではお金持ちの住宅に行くと漆喰に
思い思いの文様を描いております。ただ、やはり伝統技術と
いうのはなかなか承継が難しいようで、こういった技術が残って
いるのは今ではモロッコあたりじゃないかと私の友人のアラブ
人が言っておりましたが。





arigato3.jpg
タグ:ポンペイ
posted by belage at 13:02| 東京 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | イタリア旅行記07 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ボンベイの、こういう石膏像を最初に見たとき以来
「何で逃げられなかったんだろう?」
と素朴に思っていたのですが
雲仙普賢岳の火砕流で、はじめて合点がいきました。

あらためて、自然の力は圧倒的なんだなと・・・。
Posted by シッポ at 2007年05月08日 01:22
★シッポさん

逃げた人も結構いたそうです。当時の日記に
結構書かれているようですね。然しこの街が何世紀も忘れ去られるほど埋もれていた
とは。
普賢岳の規模じゃないですね、噴火の量は。
Posted by belage at 2007年05月08日 15:47
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/40905823

この記事へのトラックバック