なんやら柳沢発言に続いてこの方、奥谷禮子さんの発言が
物議を醸し出しているようです。
記事の詳細を読んで戴いたほうがよろしいかと思いますが、
抜粋すると次のようです。
過労死するのは本人の自己管理の問題――。労働政策審議会
(厚生労働相の諮問機関)の分科会委員、奥谷禮子氏(人材
派遣会社社長)の週刊誌インタビューなどでの発言をめぐっ
て、7日の衆院予算委員会で論議があった。民主党の川内
博史議員が「あまりの暴言だ」と指摘。柳沢厚労相も「まっ
たく私どもの考え方ではない」と防戦に追われた
こういう人の下で働いている社員の皆さん、ご愁傷様です。
奥谷さんは元JALの国際線スチュワーデスを皮切りに現在は
人材派遣会社の社長さんをやられ、その他政府の様々な委員
を歴任、社外重役等々、ワーキング・ウーマンの鑑みたいな
方なんですね。
それにしても、労働政策審議会ってこんな「過労死は自己
責任」なんていう発言を皆うんうんと頷いて聞いているん
ですかねぇ。真意は過労死する前に、労働者は経営に「私は
休みたいと言え、そのくらい自己管理が出来ない労働者は
要らん」ということのようです。
例の「ホワイト・カラー・イグゼンプション」の強力な
推進者の一人だそうです。彼女のその論理の象徴がこの発言
になっているのですが。
この人社長というけど、派遣会社の社長なのよね。企業に
派遣社員という商品を卸している。派遣は時間で区切られ
残業なぞせずに済むのよね。それと彼女の会社のザ・アール
って、何?従業員数64名(2005年5月末)の会社じゃ
ないの。この人本当の意味の人事管理ってやったことがある
のかしら???
100名くらいの会社なら社長の目が行き届いて恐らく人事
管理も労使のコミュニケーションがうまく行っているんで
しょうね。でも、1000人を超える会社では中間管理職が
それぞれ成果を競っているんで、その中間管理職のさじ加減
で色々な問題が噴出するのよね。そういう現場をご存知ない
んじゃないかしらん。
彼女は労働者がもっと自律すべきという激励の意味があると
反論しているけど、その意味も分からん訳ではないですよ。
でもね、政府の方針を決定する政策審議会の場でこういう
発言はないでしょう。自律させるための他律条件(経営が
その環境を整えるという意味)を同時に提出するのが筋では
ありませんか。
「疲れを感じたから休みます」と部下から言われたら上司は
即、「いいよ、後は僕(私)が仕切るから」と言える上司が
どれだけいますか。大体上司に任せるとうまく行く仕事も
停滞どころか後退してその後始末に休暇後戻って真っ青に
なるというのが普通の日本の職場の現状じゃないの(笑)
私の経験で言うと絶対に上司には仕事を任せられなかった(爆)
彼女、あの日本アムウエイ諮問委員なのね。あのディストリ
ビューター制度の信奉者らしい。このマルチ商法の最大の弱点
って分かっているのかな。分からなければご連絡下さい。
一言でお教えします(笑)。更には村上ファンドへの出資者
でもあるなぁ。
でもねぇ、派遣会社の経営者って顧客である大会社の方針に反
することって多分言えないよね。政府ってかなり面白い人の
意見を聞く機関なんですね。
前にホワイト・カラー・イグゼンプションに関しては私の記事でも
疑念を呈していますが、これ余程注意しないと日本の将来
を誤るんじゃないかしら。
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