2006年12月14日

日本食レストラン認証制度



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確か外務省のお声掛かりであったのでしょうか。
海外でのエスニック・ブームと日本食ブームを反映して
いかがわしい(敢てこう言ってしまう)日本食レストラン
が随分と増えました。中にはこれがぁ、と頼んだものを
見てがっかり、憤慨する店も確かに多くなったのは事実
です。

この認証制度を捉まえて、米国のワシントン・ポスト紙
が称して「日本のナショナリズム」と報じたそうです。

これに対して日本の有力紙は食のグローバルなぞと言って
認証は如何なものかとワシントン・ポスト紙を擁護する
発言が散見されます。

米国紙に賛同を示す人って多分、海外で一流店しか経験
していないんじゃないかな。東南アジア、アラブ諸国、
中南米、アフリカと日本食はかなりの地域で食べられる
ようになりました。でも、日本人が直接指導してちゃんと
した料理を作っているところは本当に少ないのです。

何故、現地のレストランがこぞって日本食を出すように
なったかというと、単価を高く出来るからなんです。
大体が開発国で日本食を食べる人種といえばかなりの
国際派で裕福層の筈なんですね。ちょっと前の日本の
フレンチ・レストランと同様にステータス・シンボル
である訳です。

問題は日本食の主流が生ものを扱うこと。衛生観念の
乏しいところで無手勝流にこれをやられて、あくる日
下痢でトイレで半日を使うような羽目になったら、
日本食は危ない食べ物であるという固定概念が生まれる
かも知れない訳です。

終戦直後の海外の日本人観といえば「フジヤマ、ゲイシャ」
であった訳ですが、やはり正しい日本観というのは不断の
努力でPRしなければいけないと思うのです。

今や、日本の文化は「マンガ」に代表されるように、
これからのグローバル世界の中の大きな鍵となっています。
こうしたソフト・パワーを広める必要があります。そのソフト・
パワーに食文化も確実に含まれるでしょうね。折角の好企画、
「ナショナリズム」という偏見に打ち克ってどんどん
進めて欲しいと思うのです。

柔道がオリンピック種目を焦るあまりに、日本の伝統
である一本勝ちの妙味が薄れてしまい、単なる点取り
虫のゲームに成り下がった事例を見ても、本来の日本
の文化、伝統はこうあるべきだというものを世界に
示す努力はすべきです。

食の文化ではミシュランの評価が世界を席巻しています。
これも正しいフランス料理はという不断の努力があの
地位を造った筈です。

いいじゃないですか、ナショナリズムでも。こだわりの
ない料理なんて料理じゃないですよ。食のナショナリズムで
人が死んだり、内乱が起きた例はありません(笑)
アメリカ人の食への抗議なぞ気にせんでもいいですよ。味
音痴を直してから発言して欲しいものです(笑)

勿論、カリフォルニア・ロールのような面白い食べ方が
出来るのは大歓迎。それは亜流として認めればいい話。
日本のラーメンを中国の方が中華料理と認めないのと
同じ。でも10人が10人の中国の方が日本のラーメンは
うまいと賞賛するのも事実。

うまいものは幾ら規制しても必ずブームになりますから
ね。それもちゃんとした基本があっての話でありましょう。





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タグ:日本食
posted by belage at 12:20| 東京 ????| Comment(7) | TrackBack(4) | KOKUSAI
この記事へのコメント
こんばんは!お久しぶりです。
このニュースはボクも見たのですが、
いやはや。。。日本にも『これがぁ!?』みたいな異国料理(?)がはびこる中で、日本だけが認定制度ってのもどうなの?と感じました。
ま、衛生面や(日本食レストランの)モラルを守ってもらえるならば、その人の感性で出来た日本食も面白いのでしょうね。海外っぽさもあって(笑)
多分、本場のフレンチシェフが日本のフレンチ食べても、『え?』でしょうから(爆)
Posted by ☆ウッディー☆ at 2006年12月15日 02:19
★☆ウッディー☆さん

ご無沙汰でした。時々そちらに伺っています。
いいのです、日本はもっとプライドを持って
「これが日本食じゃぁ〜」と声高に叫べば。
認証でレストランが高くなって、マグロも
食べられなくなるともっといいのですが(笑)
日本のフレンチはかなりいい線をいっている
と思います。今、本場のフレンチは日本食に
学べなんですよ。味が薄味がふえているんです。
いいことです。
Posted by belage at 2006年12月15日 12:41
どうも。、通りがかりです。例の「スシポリス」報道はそんなことにならないようにしますという日本側の発言を勝手にねじ曲げた捏造報道のようです。「スシポリス」叩きの発言をする評論家達は農水省のホームページで公開されている議事録や参考資料自体チェックしていないようです。
議事録と委員名簿を見ていない証拠としては、銀山温泉若女将藤ジニーさんを委員に迎え、現地のヒトにとっての日本食という視点が提案された事や、ほかの委員は和食と中華料理の伝統的なコラボレーションであるチャンポンと皿うどんの大手チェーンの経営者であったりすることをスルーしています。
なお、農水省の公表した参考資料にはイタリアの国外レストラン推奨認証制度やタイの国外レストラン推奨認証制度があげられ、フランスにおける日本食レストラン認証制度についても挙げられています。イタリアの制度は食材に衛生管理をHACCPで行うことを定め、タイのそれは国を挙げた輸出振興策の一環として、政策的に政府主導で行われいます。また、フランスにおける日本食レストラン認証制度は日仏の有識者によりフランスで創作された日本食も含めて優良店を推奨する仕組みとなっています。
第一回の委員会が終わった段階で農水省も広く一本からの意見を集めている段階ですから、現地の食材を使った日本食や現地の創作日本食が重要と思えば積極的に提案するという関わりかとも有効なはずです。
この点に言及した評論も見かけません。
対米追随や特定アジアにこびる評論家のポチ認定制度のほうが必要かもしれません。
Posted by ポチ認定制度 at 2006年12月25日 11:08
はじめまして!
去年の記事ですが、今ごろTBさせて頂きました。
私は最近になってこの制度を知ったわけですが、私は賛成ですね。TVの特集では「日本だって他の国の料理をアレンジして独自に定着してる料理が多いし…」のような言い方で〆てましたが、管理人様の意見と同じで「安全性」が一番クローズアップされるべきじゃないのかなぁと。
認証しないからといって営業停止するわけでもないのに「アレンジしたっていいじゃない」って反発するのがよく分かりません。
Posted by こるち at 2007年01月29日 13:37
★ ポチ認定制度 さん

昨年お返事した筈なのですが、反映されておらな
かったことに今気付きました。大変失礼を致しました。

詳細なご説明ありがとうございます。仰る通り、
最近のマスコミは調査不足。捏造までする輩に
至っては何をかいわんやであります。認定制度は
このグローバルな世の中で伝統を守り、正しく
伝えることこそ大事であり、それに異論を挟む
余地は無いはずなんですが。ためにする議論、
議論のための議論が多すぎる気がします。

また宜しくお願いします。
Posted by belage at 2007年01月30日 01:22
★ こるちさん

いらっしゃいませ。わざわざ昔の記事にTBありがとう
ございます。仰る通りだと思います。食の定義は
寧ろ難しいものでありましょうが、だからこそ
伝統料理とはなんぞやと言う運動があってもいい
筈なのです。そして最大の問題はご指摘の通り
安全。世界の様々なところで日本料理と言って
新鮮でない食材でエライ目にあった私としては
この点は強調したいですね♪
Posted by belage at 2007年01月30日 01:27
はじめまして!タイのチャーン島で日本レストランをしています。いままで、チャーン島で唯一の日本レストランだったのですが、今年2店舗増えたらしいです。やはり、世界的な日本食ブームというのは本当らしいですね。うちは3か月毎に日本とタイを行き来しているので生もの以外は日本の業務用のスーパーで仕入れているので、安価でびっくりされます。大阪人なのでお好み焼きは『純・大阪のお好み焼き』です。

でも、『日本人が直接指導してちゃんと
した料理を作っているところは本当に少ないのです。』ね。世界の日本レストランの10%らしいです。うちも、3か月ぶりにタイに行くとまずタイ人シェフの味をチェック!ここが肝心です。やはり微妙にタイ風に・・・!彼はお寿司は作れない(生魚の扱いが難しいのです)ので、1年のうち6か月しかできません。でも、日本食だけでなく欧米食も上手です。もちろんタイ料理が一番ですが・・・

おすすめは、やっぱりお寿司、あと、カツ丼とラーメンも人気がありますね。おにぎりと手巻き寿司は日本のコンビニ仕様です。テイクアウトにどうぞ!

「日本料理検定制度」なるものは必要ですかね?誰も日本にある中華料理を検定しようとは思わないと思いますがね。おいしければいいんじゃないでしょうか・・・と私は思います。本当の日本食は日本でないと無理でしょ!ね!海外の日本レストランは雰囲気、雰囲気で良いと思いますよ。
Posted by Susie at 2007年11月23日 00:03
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