「アンダルシア」と聞いたら、スペイン・フリークのボクとしては行かざるを
得ません(笑)
織田裕二の新シリーズ、「女神の報酬 外交官 黒田悠作」の二作目に
なるんでしょうか(第一作は未見ですが)。あのサラ・ブライトマンの
Time to say good-byはエンディング・テーマに今回も使用されて。
映画の発端はパリで行われた蔵相会議。日本はマネー・ロンダリング規制
強化策を提案という、なんとも国際的な舞台から。今更、マネー・ロンダリング
規制と言うのも如何なものかとは思うのですけど・・・
そして舞台は南に飛びフランス国境近くピレーネ山脈の小国、アンドラ公国
へと。この国、実は昨年のスペイン紀行で一度は予定に組んでいたところ。
例のアイスランドの火山爆発の煽りを受けて、時間がなくなり断念した国で
あります。
不思議な国で、元々はフランスとスペインの共同統治国。独立は1993年。
ピレーネ山脈に位置するため、アルペン・スキーやら登山のメッカでもあり、
フランス・スペインからすると輸入品が免税で買えるという点が受けて、
ショッピングのメッカでもあります。
映画はこのスキー場で起こった日本人殺害事件。この事件に絡む謎の
女性を黒木メイサが演じます。殺害されたのが日本の警視総監の息子と
いうこともあり、急遽主人公の黒田康作が派遣されて。ここから映画は
ジェットコースター映画となり、テンポよく事件のなぞ解きが始まります。
それにしてもかなりコアーなアンドラ公国を舞台に持って来たとは、この
映画の制作者、監督のセンスが窺われます。
得ません(笑)
織田裕二の新シリーズ、「女神の報酬 外交官 黒田悠作」の二作目に
なるんでしょうか(第一作は未見ですが)。あのサラ・ブライトマンの
Time to say good-byはエンディング・テーマに今回も使用されて。
映画の発端はパリで行われた蔵相会議。日本はマネー・ロンダリング規制
強化策を提案という、なんとも国際的な舞台から。今更、マネー・ロンダリング
規制と言うのも如何なものかとは思うのですけど・・・
そして舞台は南に飛びフランス国境近くピレーネ山脈の小国、アンドラ公国
へと。この国、実は昨年のスペイン紀行で一度は予定に組んでいたところ。
例のアイスランドの火山爆発の煽りを受けて、時間がなくなり断念した国で
あります。
不思議な国で、元々はフランスとスペインの共同統治国。独立は1993年。
ピレーネ山脈に位置するため、アルペン・スキーやら登山のメッカでもあり、
フランス・スペインからすると輸入品が免税で買えるという点が受けて、
ショッピングのメッカでもあります。
映画はこのスキー場で起こった日本人殺害事件。この事件に絡む謎の
女性を黒木メイサが演じます。殺害されたのが日本の警視総監の息子と
いうこともあり、急遽主人公の黒田康作が派遣されて。ここから映画は
ジェットコースター映画となり、テンポよく事件のなぞ解きが始まります。
それにしてもかなりコアーなアンドラ公国を舞台に持って来たとは、この
映画の制作者、監督のセンスが窺われます。
ポールの過去に影ある刑事を伊東英明が。そして何故か福山雅治が
怪しいルポライター役で登場(映画の内容と全くと言ってよいほど絡まない
のがとても笑えるんですが)。この人の呆けた演技は多分地?(爆)
そして事件の第一発見者である黒木メイサに忍び寄る魔手が。邦人保護
のため彼女を追う黒田と殺人の嫌疑でこれを追う刑事。そして舞台はバル
セロナへ、更に題名にもあるアンダルシアはロンダへ。
アンダルシアの画面は空撮を多用していますが、なかなか素晴らしいカメラ
・ワークであります。4年前の旅の思い出がまざまざと蘇って来ました。
映画の後半でフラメンコのシーンがありますが、歌手と踊り子の顔を見て
びっくり。
映画の設定はロンダとなっていますが、これはセビリアの超有名な伝統的
フラメンコの踊り子と歌手であります。特徴ある顔立ちなので、直ぐに思い
出した次第。
映画のプロットは最初に申し上げた通り、ジェットコースター映画ですので
かなり粗いんですが、それはそれ、観光映画として結構楽しめます。
織田君がかなり貫禄が出てきましたね。演技もかなりいいです。ボク個人と
しては是非悪役に挑戦してほしいなぁ。競演の黒木メイサ、脚本が粗いので
人物設定が良く分からないという難点があったせいでしょうか、ちょっとイマ
イチな感があります。
それとバルセロナの街角でロケが多いのですけど、ちょっとどこの都市なの
か分からぬような平凡な絵が多かったのは残念。アクション・シーンです
ので種々規制があったにせよ、ちょっとロケハンが戴けません。それと
カタルーニャのバルセロナの時間がが結構多かったような。アンダルシアは
他にももっといいロケハン場所があるんだけどなぁ・・・
然し、それにしても日本人俳優が英語やらスペイン語を喋って様になる
映画がやっとできるようになったんですね。あの難しいスペイン語を覚える
だけでも大変でしたでしょう。
映画のラストで次回作を暗示する言葉が出てきましたが、なんとドバイ
ですって。
あのアラブの世界で、あの建築博物館みたいな国でロケですか。アラブ
第二の故郷のボクとしてはまた観に行かねばなりませぬ(笑)
■この映画の評価:★★★★☆
(★五つが最高評価)
出演者が英語・スペイン語をそれらしく喋ったということで★ひとつ
おまけです(笑)
(おまけそのに)
ロンダのローマ橋
(こんなところに良く作ったもんだ!)
翌日大雨の中の撮影でした
滝つぼ近くまで降りて行ってその凄まじさに絶句
危険を感じ慌てて逃げたですよ(笑)
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Phoenix 東北&関東
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スペインと言えば22年前にバロセロナとマドリードに行っただけですが・・・。
バロセロナのホテルのことを思い出しました。
悠作が朝洗面台で洗濯していたら洗面台ごと落下して割れました。
添乗員に相談したら「どうせ粗雑なつくりだからほっとけ」ですって !!
従順な悠作、当然そのままで退散いたしましたよ (^O^)。
きゃはっ、洗面台が落下ですか。水漏れ
しなくて良かったですね。20数年前
というとスペインもヨーロッパの田舎
という感じでありました。統一ユーロ
になってから、その発展は目を見張る
ものがあります。