2011年08月05日

お引っ越しします


この間から呟いたように、どうも画像キャパの減りが激しいようです。一部は別館で
処理していますが、それでも今年中にはキャパ・オーバーになりそうな。

ということで、また新しくメルアド設定して新規にというのも面倒なので、思いついたら
吉日でお引っ越しをすることに決めました。

移転先はここです

今までこちらでは大変お世話になりました。引き続き向こうでも宜しくお願い
致します。

いつも見てくれている皆さん、お手数で申し訳ないですけど、ブックマーク
宜しくお願い致します。(ぺこりん)



Belage 拝
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フランス紀行(54) モン・サン・ミシェルQ 夕食「ガレット」とか


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モン・サン・ミシェルでの食事はホテルの通りを隔てた前のレストランで。
このテーブル・クロスとナプキン、なかなか洒落てるでしょう。

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まず頼んだのがこれ。ご当地名物シドル(Cidre)。リンゴの発泡酒。
まぁ、随分と面白い器に入れてくるものです。
お味ですか、はい、単なるリンゴ酒ですね(笑)甘味はかなり抑え気味
ですが、甘いもの苦手なボクにはそれでも・・・(苦笑)
でも、ちょっぴり酸味があって、食前酒としてはいいのかも。肝心の
アルコール度ですが、多分3%あるかなぁ。そういう意味でもボク向き
ではありませぬ(笑)

で、勿論ワインを別途注文して(爆)

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ちょっと気になったのが、フォークの置き方。こうやって立てる置き方
ってあるんだ。ボク等の席だけかと周りを見渡しましたが、皆おなじ
ように。これは初めての経験かもしれない。確かに取りやすいかも。

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これは何かと申しますと、やはりこお地方の名物。ガレットと申します。
帰国後、映画「アンダルシア」を観に行って冒頭のシーンでこれが
出てきてびっくり。映画ではパリの裏町の設定で、なんとトッピングが
イワシの丸焼きであったのには口をあんぐり開けてしまいましたが(爆)

これが何とですね、ソバ粉で作ったクレープ。中身は色々ですが、頼んだ
のは豚ハムとチーズであります。意外とソバの香りがして、結構香ばしい。
フランス人がソバ粉を料理するって、最初疑問でしたが、これはかなりの
フランス料理です。「そばがき」はあるけど、この料理法は盲点ですね。
美味しいです。

クレープなんですけど、ソバ粉を使っているというのが新鮮。当地に
来られたら是非試してください。因みに、島の中のレストランで食べると
結構いいお値段します。ちょっと外の内陸部には沢山レストランがあり
殆どのお店で供されていると思いますので、ちょっと足を伸ばして貰える
といいかな。

これはボクでも作れそう。ソバ粉が近所で手に入らないので、暫時お待ち
あれ。何れ「Bの料理」のメニューに加えます。

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もう一品は豚さんのソテーとマッシュルーム・ソース添え。なかなか
あっさりした味付けで美味しかったです。



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2011年08月04日

フランス紀行(56) モン・サン・ミシェルP 修道院付属教会[6]


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修道院付属教会の内陣に描かれたレリーフの一部です。なかなか
味わいのある造形です。
こちらは追われるアダムとイブでしょうか。

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これは何でしょう。アダムとイブらしき二人がいるような。右の二人は何やら
諍いをしているようですが。もしかしてカインとアベル?でも、左手に十字架
を象った棒を持っているから、違いますね。

日本なら泥船に乗って、沈もうとしているさなか、まさに海江田さんを海に
落とそうとして棒で叩いている頓珍菅のように見えちゃうかも(爆)

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他の面にはキリストの生涯が描かれていました。

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これは旧約聖書に現れる聖人たちかな。一番左は足でなんやら動物を抑えて
いるから聖ミカエル(サン・ミシェル)かも知れませんね。と思ったら皆足で何かを
抑えている。こりゃわかりませんわ(苦笑)

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ふと上を見上げると船の模型が。教会で船と言えばノアの箱舟くらいしか
思い浮かばぬ無教養なボク。大体これ帆船みたいだし。はて、どういう
寓意なんだろう・・・

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一部のステンドグラスには内側に格子が入っていました。ここだけだった
ような気がします。はて、厳格な修道院で、修道僧の逃亡を防ぐため?
それともフランス革命後、こちらは監獄として使われていましたが、その
名残なのかもと、色々想像を逞しくして。




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フランス紀行(55) モン・サン・ミシェルO 修道院付属教会[5]


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殆ど無彩色のステンド・グラス。でも非常に細かい模様が落ち着いた
品の良さを感じさせます。一般庶民には極彩色がいいのかも知れま
せんが、修行の場ではこういうシックなもののほうが合うのかも知れ
ないですね。

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少しブルーが掛かって見えるのは空の色かもしれません。

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マリア像。素朴な味わいがあります。

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傍らの銘板を見たら聖ミカエル(サン・ミシェル)となっていました。右手には
槍でしょうか。色々なバージョンがあるんですね。

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修学旅行の生徒たち。中学生と言ってました。笑っているハリ・ポタの
メガネなしみたいな坊や。修道院入口からボクに英語で話しかけて
来てずっと一緒。どうやら英語を使いたくてしょうがないようすで、
ボクもつたない英語で教えているうちになついてしまって(笑)

お前
フランス語訛りで喋るな、まるで関西弁で英語喋ってるみたいだよ、
なんて(笑)

これっ、先生の言うことよく聞いているんだよ、めっ!’爆)




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2011年08月03日

フランス紀行(54) モン・サン・ミシェルN修道院教会[4]


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教会入口を入ったところの内陣です。振り返って入口を見ています。

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内陣の天井の構造が面白い。ものの本によればノルマン様式と
よばれるものだそうです。フィニッシュは木材。木製の梁と支柱が
見えますが、それで内装部分を支えているのかしら。

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身廊部分にはヴォールト工法の柱梁が見られます。初期ゴチック建築
も取り入れられて。

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主祭壇。非常にシンプルです。お隣の副祭壇ではシスターがなんと正座
してお祈りを捧げている姿を見かけました。外国の方でも正座して祈りを
捧げるなんてと非常に驚きました。祈りの妨げになってはいけません。
写したいのをぐっとこらえて・・・


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主祭壇を撮影しているツアー客。左の女性二人に注目。一瞬
原宿竹下通りに来たのかとびっくり(笑)
メイドファッションとお姫様ファッションの中間のような格好。
勿論日本人でありました(笑)
いま、フランスは若者の間で第二のジャポニズム・ブームで
アニメに触発されたファッションが大モテのようでありますが、
ん〜ん、この格好で旅をされるとは。恐るべしナデシコ(爆)




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フランス紀行(53) モン・サン・ミシェルM 修道院[3]


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この島の一番高い場所に来ました。修道院付属教会の入り口です。
正面搭屋の上に聖ミカエルさんがいらっしゃいます。その下は
主祭壇になっています。

こうしてみてみると教会とミカエルさんの居る台座の建築年代が
違うことが良く分かります。

それにしても外壁の茶色い斑点はなんでしょう。材料は石材です
から腐ることはないのですが、苔・藻あたりですかねぇ。

この入口前はこの島で一番広い平らな場所、テラスになっています。

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南西方向。この島への取り付け道路がよく分かります。なんと19世紀
にはこの道路部分には鉄道が走っておりました(宿のダイニングに当時
の写真がありました)

その後鉄道は撤去されたようですけど、ここに蒸気機関車が走っていた
なんて想像しただけで楽しいですね。

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西側のビューです。砂州の観光客が歩いています。昨晩はボクも
あの川みたいに水が流れているところまで歩いています。

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2011年08月02日

フランス紀行(52) モン・サン・ミシェルL 修道院[2]


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サン・ミシェル(聖ミカエル)の姿が大分大きくなってきました。
でも後ろ向いてる(苦笑)

暫く階段を登ると修道院付属教会に至る前室のようなものがあり、
そこにはこの島の建物の歴史が模型で展示されていました。
これは非常に参考になりました。

大体においてヨーロッパの古寺の建設の歴史はとても長く、へたを
すると100年、200年というのはざら。そういう変遷が分かる資料
って意外と少ないんですよね。

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10世紀

ノルマンディー公リシャール1世の修道院建設時点です
これ以降当地への巡礼が始まっています

本来の創建は708年オベール司教の聖ミカエルの
お告げによる礼拝堂建設です
流石にその頃の姿は表現できなかったようです

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11世紀~12世紀

この頃になると下の方に人家も出始めて
建物もかなり大きな規模になっています

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17世紀~18世紀

今のカタチに近いけど天主搭の屋根のカタチが違う
あの聖ミカエルのお姿がまだありません

城壁やら郭・物見搭等現在の姿の物が見てとれます


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これが現在の姿

因みにあの聖ミカエル像の設置は1897年だそうです




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フランス紀行(51) モン・サン・ミシェルK 修道院[1]


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さて、いよいよお待ちかねの修道院内部へのご案内です。


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参道の急坂と階段を登り、おおやっと修道院の入り口だと思ったら、
あはは、また階段!(笑)
画面右下のお二人の女性は実は階段でお休みになられています。
日本の神社仏閣もそうですが、洋の東西を問わずお参りには体力
が必要なようです。


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修道院入口の門扉。このデザインは一体何を表しているんだろう?
何の花でしょうね・・・


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入口の狭い部屋を出るとまた階段。今度はオープンな急階段を
またひたすら登ります。
見上げると渡り廊下が。この修道院が時代とともに増設を繰り返した
跡が見受けられるような。


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ゴシック建築といっても初期のものでしょうか。余り威圧感は感じられ
ません。そんなところがいいのかも。


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階(きざはし)の途中に設けられた水栓。こんな海の中の小島で
水の確保は大変なことであったと思われますが、どうやって水を
確保したんでしょうね。

井戸なら相当の深井戸を掘らねばならないでしょうし、例え水が
出ても塩分が多分出ただろうし。これを解決したという証拠は
今回見学では分かりませんでしたが。

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なんやら動物の顔が彫られているようです。これはライオンかなぁ。



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2011年08月01日

フランス紀行(50) モン・サン・ミシェルJ


日の暮れゆく中のモン・サン・ミシェルです。

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だんだんと日が落ちて。と言っても夜の10時くらいの時間帯。

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西側の風景はこうです。雲が厚くモン・サン・ミシェルの尖塔に直接
西日が差すという景色は残念ながら見られずです。季節が違うと
また別の景色が見られるかもです。

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川面に漸く太陽の光が集まって。

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日が落ちる直前です。

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これから2分後太陽がが完全に視界から消えました。




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フランス紀行(49) モン・サン・ミシェルI お宿の朝食


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再びモン・サン・ミシェルのお宿の朝食風景を。母屋の一階が
ダイニングルームになっていて。


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そんな豪華な調度品はひとつもありませんが、何かアットホームな
もてなしの心が感じられます。

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部屋のある一面には沢山の絵が飾られて。中央の子供の絵がとても
インパクトがあります。

写真 981.jpg

この絵はこの間ご紹介した若主人が描いたもの。どうやら彼は絵描き
さんであったようです。描かれているのはモン・サン・ミシェルのこの
地方と、彼の家族。


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でっかい皿にフルーツが供されて。梨、リンゴ、キウゥイ、オレンジ、
バナナ。なんとこちらの人は梨の皮も食べるんだ!おそるおそる
皮も一緒に食べたら、あはは食べられた(笑)

海外の人って結構丸齧りの人が多いですよね。皮がうまいなんて
いう人もいるけど、ボクは・・・

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お手製のジャムだそうです。イチゴとブルーバリーがうまかった。


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クロワッサンはどうやら外のパン屋さんで買っているみたい。丁度
食堂に入った時に若主人が籠を手に、これからパン買ってくるから
ちょっと待っててと言ってましたから。

それにしても、ボクは日本ではスーパーの特売の食パンしか食べて
いませんが、フランスのパンはどこで食べても二重丸。小麦が違う
から?それとも酵母菌の違いかなぁ・・・



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