3月28日の日経朝刊の小さな囲み記事に表記のニュースが。
写真に興味を持っている人なら殆どが知っているこの雑誌。
あの有名なロバート・キャバ、日本では土門拳が紙上で活躍。
グラフ雑誌の草分けですね。フォトジャーナリズムという
言葉の定着に絶大な力を発揮しました。
創刊号は1936年11月23日といいますから、70年の歴史にこの
4月20日号でピリオドを打つことになります。
このニュースはまさにネット社会とデジカメの出現がライフ誌
を追いやったと言えるでしょうね。写真とニュース。最もホット
なニュースは専門のカメラマンやTVクルーが行く前に、素人の
手によりネットを通じて我々の眼に飛び込んでしまう。
まさに我々市井の人々がニュースな人、ジャーナリストになった
ということなんでしょうね。
逆に言うとライフよ今までよく生きてきたねと驚嘆を覚えて
しまいます。
でも、フォト・ジャーナリズムの世界まで我々が到達出来るか、
これはなかなか難しいでしょうね。映像の切り取り方の難しさ、
取材する側の倫理、志の高さというものはスピード優先のネット
社会では追いやられてしまう、そんな危惧も否めないところ
です。
ちょっと分野は違うけど、近頃元モーニング娘が所属事務所
から解雇を言い渡された。それも未成年の喫煙現場という
写真が原因。事務所側はブランド・イメージを傷つけたくない
という理由なんでしょうけど、何か引っかかるものを覚えます。
勿論、法律違反はいけないことでしょうが、大学生で未成年者
の喫煙、未成年で働いている人の喫煙を咎める大人っているの
かしら。まぁ、身体に悪いことはなるたけしなければいいの
ですが、解雇というのはちょっときつすぎない?
それよりこの写真を写した人間の志の低さでしょうね、問題は。
覗き見趣味の出歯ガメ。金になるならなんでもという意識が
見えてしまう。気持ち悪いです。
更に、こういう話題を大袈裟に報じるTV局を中心としたマスコミ。
自分の幼児性にいつになったら気付くんだろう。やれやれです。
私も暇さえあればカメラを持ち歩いていますが、こういう写真
だけは撮りたくないな。
とまれ、ライフよ、今までご苦労さまでした。
(写真はライフ誌を飾ったヘミングウェイ。この雑誌に載った
小説「老人と海」が初版。ヘミングウェイはこの作品で
ノーベル文学賞を得る)

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