2006年10月16日

鎌倉 北鎌倉「明月院」 (そのに)



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本堂にしつらえられた茶室です。

この吉野窓というのですか、いいですねぇ。中では
お薄を楽しまれている先客がいらっしゃいましたが、
中でこの窓の外を見るより、こんな距離からこの窓
を眺めたほうが寧ろ風情を感じたりして。

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ちょっとコントラストを高めて写してみました。
吉野窓というのは京都の吉野太夫から名前が来て
いるようです。

吉野太夫というと過去に安土桃山時代から江戸中期
までに10人いたそうです。太夫というと花魁の最高
位ですよね。さしずめ、SAYURIの元祖ということなん
でしょうけど、美貌もさることながら茶、和歌、舞、
香道等に秀でていなければこう称されなかった。

当時の社交界の(ちょっと特殊ではありますが)超
花形なんでしょうね。現代で言うと叶姉妹ですか。
彼らは美貌と胸だけのような気がするけど、どうで
しょうか(笑)

然し、禅寺で吉野太夫というのもどうなんだろう。

丸窓というのはちょっと意味が違うようです。四角い
窓は「喜怒哀楽」の人生、現世を表し、丸窓は「悟り」
を現すとどこかの書で読んだ思い出があります。

確かに、こうしてこの座敷でゆったりとした気持ちで
お茶を味わうと四角い窓とは違う気持ちの落ち着きが
出ますよね。こちらに来られたら、是非ここに座って
お茶して下さい。

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左のお堂は「開山堂」。その傍らに鎌倉の銘泉と
言われている「瓶の井」がありました。これは
飲めないのかしら。ちょっと味わってみたいですね。




(続く)
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タグ:鎌倉 明月院
posted by belage at 12:04| 東京 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 鎌倉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

萩 (はぎ)


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ご存知秋の七草のひとつですね。この花も初夏くらい
から咲いていますが、漢字で書いて「くさかんむり」
に「秋」ですので、やはり秋が一番見頃なんでしょうね。

古代から日本人に愛された花のひとつ。万葉集に沢山
出てきますね。そんな歌を眺めていたら、「高円」と
いう地名がやたら目に付きます。これは奈良の「高円
」を指すんでしょうね。

宮人の 袖つけ衣 秋萩に
匂ひよろしき 高円(たかまど)の宮


            (大伴家持 万葉集)

皇室の四年前に亡くなった高円宮の名前の由来はこの
高円山だと思いますが。

高円山は萩で有名な地なんですね。あと仙台萩も名所
として有名ですよね。

高円宮といえば、亡くなる前年でしょうか、アフリカ
を訪問されたことがありまして、ケニアのモンバサ
私が携わっていたプロジェクトの現場をご覧頂いた
ことがあります。

夜、ご一緒に食事をして頂きましたが、気さくで博学
の方でありました。ODAのことでちょっと議論なぞ
してしまいましたが、最後まで付き合って頂いて、本当
に今考えると冷や汗そのものであります。

お酒が大好きだと自ら仰っておられ、その日もこの私
が驚くくらい飲まれておりましたが、全然変わらない。
お強い方でした。高円宮妃殿下も大変お綺麗な方でお
二人が仲睦まじく談笑なさっていたのが印象的であり
ましたが。

大伴家持のこの歌を見て、在りし日の殿下のお姿を
まざまざと思い出したりして。

もうひとつ面白い歌(俳句)を見つけました。

一家(ひとつや)に 遊女も寝たり 萩と月

                 (芭蕉)

これは旅の宿の情景なんでしょうね。種々雑多な人が
同じように小さな宿で名月と萩を見ている姿かしら。

やはり、なんとなく萩ってしみじみとする花なんで
しょうね。





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萩の写真をもう少し
posted by belage at 08:15| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | はな 花 華 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする